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フィットのクーラーが効かない原因と対処法は?

フィットのクーラーが効かない原因と対処法は?

近年、夏の暑さが尋常ではなく、クーラー無しの運転は命の危険さえ感じるようになりました・・・

そんな夏の始まりにありがちなトラブルとして、車のクーラーの故障があります。

こまり太郎
こまり太郎
炎天下の中駐車していたら、車内は50°を超えると言われているからね・・・
クーラーの故障は命にかかわる事態と言っても過言ではない!
クーラーが効かない原因と対処法を知りたい!

そんな声に応えるために今回の記事では、

  • フィットのクーラーが効かない原因を解説!
  • フィットのクーラーが効かなくなった時の対処法を紹介!
  • フィットのクーラーが故障した時、どこに修理依頼すればいいか?

について書いていきたいと思います。

クーラーが効かなくなった時の原因を知り、対処法を知っておく事は重要です。

夏場も快適なドライビングが出来る様に、クーラーの故障に関する知識を付けていきましょう!

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フィットのクーラーが効かない原因を解説!

フィットのクーラーが効かない原因としては、主に以下の4つが考えられます。

フィットのクーラーが効かない原因

  1. エアコンガスが減っている(漏れている)
  2. エアコンフィルターの詰まり
  3. コンプレッサーの故障
  4. エバポレーターの故障

順に確認していきましょう!

 

エアコンガスが減っている(漏れている)

カーエアコンの内部にはガスが入っており、そのガスを圧縮させて循環させることで冷風を送る仕組みになっています。

この仕組みは家庭用エアコンでも同じです。

エアコンの内部は気密性が非常に高く、通常はガスが漏れることはありません。

しかし、長く使用しているとエアコンガス配管の継ぎ目に使用されているゴム部品の劣化により、少しずつ漏れ出していきます。

この少しずつの漏れが積み重なって、最終的にガス不足に陥ってしまうことがあります。

ガス管以外にも気密性が損なわれた場合には徐々にガスが漏れだしていくので、漏れが一定量を超えた場合に冷風が出なくなってしまいます。

こまり太郎
こまり太郎
エアコンガスの漏れが原因で冷房が効かなくなるんだね。
ガスは目に見えないから、漏れているかどうかの判断が難しいね・・・

 

エアコンフィルターの詰まり

エアコンフィルターは、外から取り入れた空気を車内に送る際に、塵やほこりを取り除いてくれる役割を持っています。

エアコンフィルターに汚れが詰まると空気の通りが悪くなり、クーラーが効きにくくなります。

家庭用の空気清浄機にも同じ仕組みでフィルターが付いています。

空気清浄機もフィルターに目詰まりを起こすと異常のランプが点灯して、清掃の指示が出ますよね。

空気清浄機は目詰まりを起こすと清浄な空気を出す事が出来ず、クーラーであれば冷たい風を出す事が出来なくなります。

 

コンプレッサーの故障

エアコンガスを圧縮させるための「コンプレッサー」という部品が故障することで、クーラーが効かなくなる事があります。

エアコンガスの項でも書きましたが、エアコンガスが循環する事で冷たい空気を送り出しています。

コンプレッサーが壊れると、エアコンガスを圧縮させることが出来ず、ガスが循環しなくなるのでクーラーが効かなくなります。

コンプレッサーが正常に起動していれば、エアコンスイッチを押すと「カチッ」と音がします。

スイッチ音がせずに、エアコンも作動しない場合は、コンプレッサーの故障が疑われます。

 

エバポレーターの故障

エバポレーターは、空気を冷やす役割を担っています。

エバポレーターで空気を冷やす時に、結露した水分が発生します。

エンジンをつけっぱなしで停車していると、車の底から水のようなものがぽたぽた落ちている光景を見かけた事はありませんか??

その水は、エバポレーターで空気を冷やすときに結露した水分なのです。

このエバポレーターが故障すると、当然ながら空気を冷やす事が出来ないのでクーラーが効かなくなります。

更に、エバポレーターで結露した水分に雑菌が湧いて、クーラーをつけた時に異臭が発生する事も有ります。

 

フィットのクーラーが故障した時の対処法を解説!

クーラーが効かない原因として、

  • エアコンガスが減っている(漏れている)
  • エアコンフィルターの詰まり
  • コンプレッサーの故障
  • エバポレーターの故障

この4つを確認して来ました。

それでは、これらの原因に対しての対処法を確認していきましょう!

 

エアコンガスが減った時の対処法

エアコンガスはの残量は、ボンネットを開けてエンジンルームのリキッドタンクのサイトグラスを流れる液体を確認する事で正常かどうかを判断できます・・・

車に詳しくない方には分かり難いですよね・・・

なので、クーラーの効きが悪くなったと感じた時に、ガソリンスタンドや修理工場などで点検してもらいましょう。

点検だけであれば無料で行ってくれるでしょう。

点検の結果、減っていたらその場で補充してもらいましょう!

エアコンガス自体は2,000円程で、そこに工賃を入れても4,000円程度で処置してくれます。

エアコンガスは基本的には漏れませんが、どうしても微量は漏れてしまいます。

この漏れを防ぐ事は難しいので、エアコンの効き具合に注意を払って、異常を感じたら点検してもらう事で対処していきましょう!

特に、夏本番に備えて夏前には一度点検してもらう事をオススメします。

こまり太郎
こまり太郎
夏本番を迎える前にエアエアコンガスの点検だけでもしておきたいね!
ガス漏れは自分ではなかなか気付けないからプロにしっかりとチェックしてもらおう!

 

エアコンフィルターの詰まりの対処法

エアコンフィルターの目詰まりが発生した場合は、素直にフィルターを新品に交換しましょう。

フィルターの掃除という手段もあるにはありますが、カーエアコンのフィルターはそもそも目詰まりした場合は交換が基本で、掃除を前提として作られていません。

無理に清掃をすると、フィルターの繊維を変形させてしまう事で繊維に隙間ができて、フィルター機能が低下してしまいます。

清掃をすると一見綺麗になりますが、フィルターとしての機能を低下させている事を覚えておきましょう。

カーエアコンのフィルター自体は2,000円~5,000円程度で購入できるので、清掃するよりも新品に交換した方が無難です。

交換は素直にプロにお任せする事をおすすめします。

工賃も数千円で、フィルター購入費と合わせても1万円程度で処置してくれます。

フィルターの取り付け方(特に、表裏の向き)を間違えれば、フィルター機能が発揮されない事態になります。

フィルターが機能しているかどうかは、なかなか判断しずらく、知らないうちに車内で汚い空気を吸っているとなっては目も当てられませんよね。

なので、取り付けは素直にプロにお任せする事をオススメします。

 

コンプレッサー故障の対処法

コンプレッサーの不調原因の特定は素人には難しいです。

これも素直にプロに任せましょう。

プロに任せる前に、私達にできることが3つあります。

  1. 「ジー」「ギギギ」といった異音に早く気付く
  2. 異音をスマホなどで録音する
  3. 修理工場に早く持って行く

私達に出来る事は、早く気付いて状態を記録し、修理工場に早く持っていく事。

つまり、故障の初期段階で修理をしてもらう事で修理範囲を狭め、異常状態を記録する事でプロの方がスムーズに作業を進めるサポートをする。

これが私達にできる精一杯です。

修理はプロに任せましょう!

コンプレッサーが故障してしまうと、

  • コンプレッサーをリビルドする
  • 新品コンプレッサーに載せ換え

という方法で修理が行われます。

コンプレッサーのリビルドは既存のコンプレッサーを取り外して、清掃・洗浄後に再度取り付ける事を言います。

リビルドにかかる費用は工賃込みで10万円以下と言ったところです。

リビルドがダメそうなら新品コンプレッサーに載せ換えるしかありません。

載せ換えの場合、工賃込みで10万~15万円になります。

載せ換えが必要な故障になる前に異音をしっかりと察知して、早めに対処していきましょう!

こまり太郎
こまり太郎
異音に早く気付いて早く対処する事が大切だね。
異音を録音しておくのも重要なポイントだね!

 

エバポレーターの故障の対処法

エバポレーターの不調の原因は故障ではなく、汚れているだけの場合が多いです。

汚れているだけであれば、洗浄する事で機能を回復するでしょう。

洗浄だけであれば、工賃だけなので5,000円~10,000円といったところです。

そこにフィルターなどの消耗部品の交換が入って来ると2,000円~5,000円程度プラスされるといった具合です。

もし、エバポレーター自体が故障して交換となった場合は50,000円程度は覚悟しましょう。

エバポレーターの交換や洗浄、メンテナンスに関しても素人では対処の仕様がないので、素直にプロに任せましょう。

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フィットのクーラーが故障した時、どこに修理依頼をすればいい??

ここまで、フィットのクーラーが故障した時の対処法を確認して来ました。

私の見解としては、故障が疑われる場合、車の部品をバラシて清掃しなければいけない場合は、プロにお任せする事をおすすめして来ました。

では、実際にクーラーの修理や清掃を依頼するとき、どこに依頼すればいいか??

ここからはクーラーの修理が出来るお店を紹介していきます。

対応してくれる店としては、主に下記の5店があります。

  • カーディーラー
  • カー用品店
  • ガソリンスタンド
  • 整備工場
  • 電装屋(電装系修理工場)

それぞれ得意とする分野があるので、特徴を確認していきましょう!

 

カーディーラー(Honda Cars)

フィットの販売店であるHondaディーラーで修理・清掃対応をしてくれます。

クーラーは「電装系」に分類され、車両本体の整備が専門の自動車整備士は、この電装系の整備や修理は専門外である場合が多いです。

電装系の修理を得意とされているのが、所謂「電装屋」と呼ばれる専門業者です。

ディーラーにクーラーの修理を依頼しても、多くはこの電装屋に外注されます。

カーディーラーで行うどの修理にも言える事なのですが、修理費用は他に比べて割高です。

しかし、Honda車のプロが作業に当たってくれるので、修理に対する安心感は抜群ですよね。

もし、メーカー保証期間・ディーラー保証期間内にクーラーが故障した場合は、無料で修理してもらえることがあるため、故障した時は自車の補償内容についても確認をしましょう。

こまり太郎
こまり太郎
フィットの修理はホンダ車のプロに任せたいという想いはあるけど、電装系のクーラーに関しては専門じゃない場合があるんだね。
それでもディーラーが信頼して外注している電装屋さんであれば、安心度は高いよね!

 

カー用品店

カー用品店はカーディーラーと比べると、価格的には安価で修理・清掃の対応をしてくれます。

しかし、カー用品店もカーディーラーと同じで、電装系の修理に関しては対応していない店もあります。

なので、修理に持って行く前に一度店舗に確認しておく事をおすすめします。

カー用品店であれば、その店舗の会員に登録する事で、工賃を割り引いてくれる所もあるのでチェックしてみましょう。

 

ガソリンスタンド

ピットが併設されているガソリンスタンドでも、クーラーの修理・清掃の対応を行ってくれます。

どこのガソリンスタンでも対応してくれる訳では無く、基本的にピットが併設されている店舗に限ります。

例えピットが併設されていたとしても、カー用品店と同じで電装系の修理はできない場合があるので、事前に対応可能かを確認しておくこ事をおすすめします。

ガソリンの給油ついでに点検や修理・清掃を行ってくれるので、時間を有効に使えるのは良いポイントですよね。

 

整備工場

車検や故障した時にお世話になっている町の整備工場と付き合いがある方は、クーラーの修理もそこに依頼すればいいでしょう。

普段から付き合いのある整備工場であれば、ディーラーやカー用品店で修理してもらうよりも価格が安い事が期待できます。

良い関係が築けているのであれば、値引き交渉もありでしょう。

しかし、整備工場も同じで、クーラーのような電装系は対応できない場合があるので、事前の相談は必要です。

こまり太郎
こまり太郎
車の故障を機会に馴染みの整備工場を作るというのもアリだね。
信頼のおける整備士と知り合いになっておけば、もしもの時に頼もしいよね!

 

電装屋(電装系修理工場)

電装屋と聞いてもあまり馴染みがないかも知れませんが、町の整備工場と同じで、町の電装屋といった感じで割と身近にあります。

上でも書きましたが、クーラーは「電装系」に分類され、自動車整備士は電装系の修理を専門外としている人がほとんどです。

なので、クーラーの故障はクーラーのプロである「電装屋」に任せるのが一番です。

電装屋であれば、修理費用は整備工場と同等でしょう。

しかし、電装屋の中にはディーラーを通さないと修理注文を受け付けない店もあるので、事前に相談する事をおすすめします。

こまり太郎
こまり太郎
電装系の故障は電装系のプロである電装屋さんにお願いするのが一番良さそうだね!
インターネットで検索すると電装屋って身近に結構あるみたいで驚いたよ!

 

フィットのクーラーが効かない原因と対処法は?:まとめ

ここまで、フィットのクーラーが効かない原因と対処法について、

  • フィットのクーラーが効かない原因
  • フィットのクーラーが効かなくなった時の対処法
  • フィットのクーラーが故障した時の修理依頼先

について書いてきました。

クーラーの故障原因は、フィルターの目詰まりからコンプレッサーの故障まで、清掃で直る場合もあれば多額の費用をかけて交換しなければいけない場合までありました。

筆者の考えでは、どんな修理や清掃であっても、基本的にはプロにお任せする事をおすすめします。

修理に対する安心感に対して対価を払うというイメージで、私はプロに任せるようにしています。

クーラーの故障は夏場であれば車に乗れない事態を引き起こしますし、壊れたまま乗っていると、体調の悪化も懸念されます。

更に、クーラー内部が汚れていて、汚い空気を浴び続けていたら健康被害を引き起こす切っ掛けにもなり得ます。

クーラーを故障させないためにも、異常を感じたら即点検、夏前にはメンテナンス。

これらを心掛けて、快適なフィットでのドライビングを楽しみましょう。

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