今や街中で、見かけない日はないと言って良いほど人気のハイブリッド車新型プリウス。
そんな新型プリウスでも、やはり不具合はどうしても付きものです。
例えばブレーキ時に異音がする、もしくはそういった不具合が長く乗っていると出ることがよくあります。
ブレーキ時にキーキー、カタカタとした異音が気になる・・・そんな方に今回はその原因や対策についてお伝えしていきます。
最初は数回に1回程度だった異音が、放っておくとブレーキを掛ける度に音がするようになった・・・なんてことも。
ブレーキ部分の故障なんて、考えただけでも怖いですよね。
今回は新型プリウスのブレーキ時の異音について、詳しく見ていきましょう!
新型プリウスでブレーキ時の異音はなぜ起こるのか原因は?
今日は山形の最上川千本団子が食べたくて勢いで行ってきましたぁ✌🏻😊
安定のマスカルポーネあん団子😍
めっちゃ美味しかったァー❤️
しかしながら、帰り道に新型プリウスのリアブレーキ当たりから異音😱
調べたけどバラさないとわからないから、とりあえず無理矢理帰宅しました😵#最上川千本だんご pic.twitter.com/i4bzJxkRl6— Rabbit Rider@pikatan (@pikatan0919) June 7, 2019
ブレーキの時だけだからとナメてはいけません。
考えられられる原因はいくつもありますので、いつもと違う様子を感じたらすぐに対処しましょう!
異音の原因①:ブレーキパッドのすり減り
ディスクブレーキ(制動装置)を構成する部品のひとつ。
ブレーキローターをキャリパー(ブレーキ本体に当たる部分)にセットされたブレーキパッドで押さえることにより、摩擦が起きて制動が可能となります。
ブレーキパッドがないと車は止まれないというくらい重要な部品です。
ブレーキパッドは金属の板の内側に金属粉やカーボンなどの摩擦材が貼り付けられているので、ブレーキをかけるとブレーキローターが押さえられ、段々とすり減っていくのです。
放置しておくとブレーキがきかなくなる可能性もありますので、定期的に点検や交換をするべき部品と言えるでしょう。
また、異音がしなくても厚みがなくなってきていたら交換のサインです。
ブレーキパッドの厚みが3ミリ以下になっている場合は速やかに交換しましょうね。
異音の原因②:ブレーキローターが削れている
ブレーキパッドと同様、ディスクブレーキを構成する部品のひとつであり円盤状の部品です。
タイヤのホイールを外した部分にあります。
このブレーキローターが削れていたり、歪んでいたりすることで異音が発生することも。
そんなに削れたりしないんじゃない?
そんなふうに考えてはいませんか?
一般的にはブレーキパッドとブレーキローターは同時交換を推奨されています。
どちらも万全な状態でないと、ブレーキ本来の性能は発揮できないのです。
歪みや削れの他にも、ひびが入っていたりエッジが立っているという状態もあるので一度ブレーキローターをじっくり見てみるのも良いかもしれませんね。
異音の原因③:ドライブシャフトの劣化
ドライブシャフトとは自動車のエンジンによって生み出された回転力を、タイヤに伝える役割をするもの。
いわゆる軸になる部分です。
ドライブシャフトはタイヤやギアボックスにも繋がっているので、これが壊れていたり劣化していると他の部品にも影響があり異音の原因にもなるのです。
ドライブシャフトが劣化する原因は・・・
- 山道走行
- 旋回走行
- ドライブシャフトブーツが切れる、など
簡単に言うとタイヤに負担が掛かるような走行をすると良くないということですね。
ドライブシャフトブーツとはドライブシャフトの接続部にある潤滑油のようなものが、飛び散ったり乾いたりしないようにするゴム製(または樹脂)のパーツです。
このパーツが切れていると、ドライブシャフトが錆びたり破損する可能性や小石などの異物混入にも繋がるのです。
異音の原因④:アッパーマウントのへたり
アッパーマウントとは自動車のサスペンション(車輪と車体を繋ぎ、路面からの衝撃などを緩和させてくれる)の部分を車体に固定する役割があります。
車の重さを常に支えている部分なので乗り心地にも関係あり、車の部品の中でも特に消耗しやすい部品とも言えます。
アッパーマウントがへたってくると、車を運転するときが不安定になってしまいます。
その結果、車の直進性が不安定になったりゴトゴトとした音がするようになってしまうので、すぐに異変に気付くのではないでしょうか。
新型プリウスのブレーキ時に異音がした時はどんな対策をすると良い?
新型プリウスαの異音は、ここのブッシュが千切れて、僅かにバネが遊んで、操舵時にきしみ音が発生していました😂
とりあえず原因が判明して良かった😳 pic.twitter.com/nN7SMcL4JL
— まさき (@cima_3388) March 2, 2018
実際ブレーキ時に異音がしたときはどう対処すべきなのでしょうか?
運転中に出来ることと、自分で気を付けることは何があるのか簡単にご説明します。
ブレーキ時の異音は劣化によるものが大半
新型プリウスのブレーキ時の異音は、基本的に長年乗っていて劣化が原因のことがほとんど。
長年乗っていなくても、乗る頻度が高い人は生じることが多々あります。
まず一番にできる対策として、小まめな点検を行うことです。
私は車を購入したら、必ず半年に1度はディーラーで点検を行います。
その際に、気になることを全て担当者に伝えて確認してもらいます。
人間の健康と同じで、ひどくなる前に不具合を発見し対応することで大きな故障を防げます。
小まめな点検は、確実にブレーキの異音の対策になりますよ!
もし運転中に異音がしたら
新型プリウスは販売台数が多い分、やはり異音がするといった声も多いのが現実。
しかし異音がするからといって緊急性がある場合は少ないようです。
運転中に異音が聞こえてきても緊急停止などする必要はないでしょうが、すぐにディーラーなどにお願いして点検・整備してもらうと安心です。
必要以上な運転は避けて、部品が今以上摩耗しないように心掛けると良いかもしれません。
異音はプルウスの不調の前触れ。
そのまま放っておくと事故に繋がったり、手の施し用のない故障になる可能性もあるのですぐに対応することをおすすめします。
自分で出来る対策はある?
ブレーキ時の異音に関係する部品類は、その上にある部品を取り外したり分解しないと見えないものが多いです。
バッテリー交換のようにトランクルームやエンジンルームを開けてすぐ取り出せるようなものではないので、自分で交換するのはかなり困難を極めます。
専門の人に任せたとしても、一箇所ではなくそれに繋がる部品まで修理・交換しなければならなかったという場合もあるくらい。
自分で出来る一番の対策はやはり、無理な運転をせず安全運転を心掛けることです。
車に負担の掛かる運転をしていると、当然不具合が出やすくなってしまうので、丁寧に乗ることを心がけましょう。
まとめ
50系新型プリウス 6ヶ月点検と異音対策に部品交換 https://t.co/Fs0Qqsk7Wu pic.twitter.com/OL5dvLdQ0t
— たまくま (@tamakuma_club) October 26, 2016
新型プリウスでブレーキ時にする異音の原因と対策について、参考になりましたか?
今回解説したブレーキ時の異音の原因は主に4つ。
- ブレーキパッド
- ブレーキローター
- ドライブシャフト
- アッパーマウント
これら以外にも、小石や小枝などの異物混入による異音というのもあります。
安全運転を心掛けていても、起きてしまう問題というのは必ずあります。
しかし今新型プリウスを愛用している方も、これから購入を検討している方もせっかくの愛車ですから安全に長く乗りたいですよね。
もし新型プリウスのブレーキ時に異音が発生し、部品交換をしてもらう場合は、どの部品がどうなって音が出るようになったのかしっかり聞いてみるのも良いかもしれません。
自分で修理・交換が出来ないとしても、知識として覚えておくとまた同じトラブルが起きたときに不安に思う気持ちも少なくなるのではないでしょうか。
定期的な車検はもちろん、少しでも異変に気付いたらきちんと点検してもらいましょうね。