車を運転するにあたって最も重要なパーツと言えるエンジン。
通常のガソリン車でも新型プリウスのようなハイブリッド車でも、それは同じです。
エンジンに異音がする、加速が悪いなどの不具合を放置しておくと最悪の場合走行不可能になってしまうことも。
エンジンの載せ替えは滅多にあることではありませんが、その分費用もかなりかかってしまいます。
新型プリウスのエンジンがもしオーバーホールする必要があるなら、お得な方法も知っておきたいですよね。
今回は新型プリウスのエンジンをオーバーホールする場合の費用、それについてのお得な方法などをご説明していきます！
新型プリウスのエンジンのオーバーホールについて詳しく解説
ディーラーや修理店で初めて「オーバーホール」を聞く人も多いです。
まずは、
- オーバーホールとはいったい何をすることなのか
- オーバーホールが必要なサインはあるのか
- オーバーホールすることでのメリットやデメリットは何なのか
順番に解説していきますね。
エンジンをオーバーホールするとはどういうこと？
オーバーホール（OH）とはエンジンの細部まで分解し清掃修理を行い、新たに組み立てなおして新品時と同様のレベルまで戻すことを指します。
実はエンジンの中のどの部分が修理や交換が必要なのかは、分解してみないと分からないというのが現状です。
一般的にエンジンの寿命は走行距離で言うと１０万～１５万ｋｍ。
メンテナンス次第ではそれ以上長持ちし、人によっては３０万～４０万ｋｍ問題なく走れたという人もいます。
これはエンジンに不具合が出やすくなる目安であり、この距離を走行したからと言って必ずオーバーホールが必要なわけではないので安心してください。
しかしこの走行距離を目安にした時の不具合を放置しておくとエンジンの故障に繋がりますので、エンジンの異変はすぐに気づけるようになっておきたいですね。
こまめな点検やメンテナンスを行うことも、オーバーホールをせず長持ちさせる秘訣です。
オーバーホールが必要なサインは？
- エンジンオイルの消費が早い
- マフラーから白い煙が出る
- エンジンから異音がする
- 加速が鈍い
以上の4点がエンジンにオーバーホールが必要となってくるサインになります。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
エンジンオイルの消費が早い
通常は定期的にオイル交換を行っていれば不具合は出にくいのですが、これを怠ってしまうとエンジン部分の部品の摩耗が進んでしまいます。
エンジンオイルの減りが早いという目安は１０００ｋｍあたり１リットル減る状態です。
こうなってしまうとエンジンにもオイルが入り込んでベトベトになってしまい、様々な部品に影響が出てしまうのです。
マフラーから白い煙が出る
冬の寒い時期など、外気温との差でマフラーから白い煙が出るのは普通のことです。
しかしそれが夏など熱い時期に出てしまう場合はオーバーホールが必要なサインかもしれません。
これはエンジンの燃焼室にオイルが入ってしまいガソリンと一緒に燃えてしまうことで起こる現象です。
何故エンジンの燃焼室にオイルが入るようになるかというと、オイル上がり、オイル下がりというトラブルが起きてしまうからです。
- オイル上がり・・・シリンダーとリングの隙間やらオイル漏れしてエンジン燃焼室の下部からオイルが上がってしまうこと。
- オイル下がり・・・エンジンのヘッド部分を循環しているオイルがエンジン燃焼室の上部から下がってしまうこと。
エンジンから異音がする
エンジンの回転に合わせて異音がする、アイドリング状態のときに異音がするなどの場合はエンジンに問題が起きている可能性が高いです。
エンジン内部の故障だったり、オイル交換をさぼっていたら起きてしまいます。
もしそんな風に思っていた方は、すぐにオイルやエンジンの状態を確認してみましょう。
加速が鈍い
走行中に加速が鈍くなってきている場合もエンジンに原因があったりします。
加速が鈍い＝オーバーホールではありませんが、異音やマフラーからの白い煙と同様にエンジンオイルから影響が出てしまうことも。
パーツを交換すれば加速が戻ることもありますが、エンジンの汚れや損傷が酷いと加速が鈍くなり結果的にオーバーホールしなければ改善されないこともあるので注意しましょう。
新型プリウスのエンジンをオーバーホールするメリットやデメリットは？
オーバーホールが必要になった場合、エンジンを丸ごと分解してからの作業になるのでメリットばかりではありません。
自分で簡単に出来るものでもないのでどうしてもデメリットも出てきてしまいます。
メリット
エンジン内部のほかのトラブルも早期発見できる可能性があり、新品同様の性能が期待できる。
オーバーホールすることでエンジンを全部分解して確認しなければいけないので、もし何か他に不備があった場合も一緒に見つけやすいということです。
更に細部に渡ってパーツの確認をし修理や点検を行うので、大幅に状態を改善させることも出来るのです。
デメリット
費用や作業にかなりの時間がかかる。
手間暇がかかる分、費用も高いです。
業者やディーラーによって費用に差があったり、部品の状態でも変わってくるのですが最低でも２０万～と考えておきましょう。
一般的な故障とは違い大掛かりな作業になりますので時間もかかります。
車検だったら基本はその日のうちか、部品がないなどでも長くても１週間以内ですがオーバーホールの場合は１か月は想定するべきです。
代車のことや修理が完了するまでの期間のことなど色々考えておく必要がありますね。
新型プリウスのエンジンをオーバーホールする費用とお得な方法は？
新型プリウスのエンジンにオーバーホールが必要と言われても、費用がかなり掛かると考えると迷ってしまいますよね。
それでも安全な走行のためにはきちんとしたメンテナンスが必要不可欠です。
オーバーホールをする場合に少しでもお得な方法があるのかどうか？
次は基本的な費用とお得な方法についてご説明します。
基本的なオーバーホールの費用
オーバーホールのデメリットでもご説明したように、エンジンの状態で費用は変わってきます。
☆新型プリウスのエンジンの故障事例を2〜3つくらい、そのオーバーホール費用が大体いくらくらい、とした内容があるとさらに良いです！
もし新型プリウスでの事例がなければ、車のエンジンによくある故障事例やオーバーホール事例でもOKです、ちょっと追記をお願いできますでしょうか。m(__)m
ピンキリにはなりますがおおよそ２０万～５０万です。
自動車整備の中でもかなり高額な部類だということが分かります。
オーバーホールのお得な方法は？
☆ここも例えばリビルド品や、オーバーホール済みのエンジンを使うことでどのくらい費用が抑えられるのか、などの情報があるとさらに良いです！
新型プリウスで事例がなければ、一般的な車のエンジンでも大丈夫なので、追記をお願いいたしますm(__)m
今使用している新型プリウスのエンジンをオーバーホールするのではなく、リビルド品を使用するという方法があります。
簡単に言うと「オーバーホール済みのエンジン」を乗せ替えるということ。
あまりにも費用が大きくなりそうな場合は、ディーラーと相談してみても良いかも知れません。
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新型プリウスのエンジンをオーバーホールする費用＆お得な方法まとめ
CARBOXさんがカーくるBLOGを更新しました。詳しくはこちら→ トヨタ 新型プリウス: トヨタ 新型プリウス エナペタル様よりオーバーホールが完了して戻ってきました。… https://t.co/HwMGgBEWum pic.twitter.com/7Si2Lec6w0
— カーくる／CARCLE (@carcle_jp) May 27, 2018
新型プリウスのエンジンがオーバｰホールする必要になった場合の費用やお得な方法について解説させていただきました。
- オーバーホールとはエンジンを分解して修理清掃を行い組み立て直すこと
- エンジンの異変やマフラーからの白煙はオーバーホールが必要なサイン
- メリットだけでなくデメリットもある
- リビルド品を使用するというお得な方法がある
新型プリウスを長く安全に乗り続ける為には、定期的な点検と修理が必要です。
エンジンをオーバーホールするには費用と時間がかかることから、どれだけ重要な部分かを理解出来たのではないでしょうか。
お得な方法があるといっても、大掛かりなメンテナンスは無いほうがありがたいですよね。
