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フィットのバッテリー交換費用はいくら?自分でするかディーラーでするか解説

フィットのバッテリー交換費用はいくら? 自分でするかディーラーでするか解説

フィットには、様々な消耗部品があります。

中でもバッテリーは経年劣化で自然に弱っていき、電力を溜める事ができなくなってエンジンの始動ができないという事態になります。

なので、定期的なバッテリー交換が必要になるのですが、気になるのがバッテリー交換の費用についてです。

こまり太郎
こまり太郎
バッテリー交換は簡単だと聞くけど、実際どうなんだろう??
自分で交換した場合とディーラーで交換した場合の価格差も気になる!

こういった声に答えるために今回の記事では、

  • フィットのバッテリーの種類について確認!
  • フィットのバッテリーを自分で交換した場合の費用はいくら??
  • フィットのバッテリーをディーラーで交換した場合の費用はいくら??

について確認していきます。

バッテリー交換は自分で行うべきか、プロに任せるべきか。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、確認していきましょう!

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フィットのバッテリーの種類・交換時期について確認!

フィットには大きく分けて2種類のモデルがあります。

  • ガソリンモデル
  • ハイブリッドモデル

この種類によって搭載されているバッテリーが違います。

まずは、搭載されるバッテリーの種類と寿命を確認していきましょう。

 

標準フィット(ガソリン車)のバッテリー

フィット(ガソリン車)には鉛バッテリーが搭載されています。

一般的なガソリン車に搭載されているバッテリーと同じ種類のバッテリーです。

鉛バッテリーの一般的な寿命は2~4年と言われています。

寿命を過ぎて使っていると、バッテリー上がりなどの故障の原因になるので、注意が必要です。

フィットは、年式によって搭載されているバッテリーの種類が違います。

違いを以下の表にまとめましたので、ご確認下さい。

年式    バッテリー型番
初代 DBA-GD1、GD2、GD3、GD4
2代目 DBA-GE6、GE7、GE8、GE9
3代目 DBA-GK3、GK4、GK5、GK6

バッテリー交換する際は自分のフィットのバッテリーの型番を確認し、適切なバッテリーを選択しましょう。

こまり太郎
こまり太郎
バッテリーの寿命は2~4年なんだね。
バッテリーに充電できなくなってから交換するのではなく、定期メンテナンスの際に計画的に交換していきたいね!

 

フィットハイブリッドのバッテリー

ハイブリッド車には、下記の2つのバッテリーがあります。

種類            用途
補機用バッテリー 主にエンジンを始動させることを目的とするバッテリー。
ガソリン車にも搭載されている一般的なバッテリー。
モーター用バッテリー ハイブリッド車のみに搭載される、モーターへの電力を供給するバッテリー。非常に大容量。

フィットハイブリッドも同じで、2種類のバッテリーが搭載されています。

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう!

 

補機用バッテリー

補機用バッテリーはガソリン車にも搭載されている一般的なバッテリーと同じです。

エンジンの始動やヘッドライトを始めとしたライト類などを点灯させるための電力を溜める役割を担っています。

補機用バッテリーの寿命は上でも書きましたが、2年~4年です。

しかし、走行距離が短い「ちょい乗り」を繰り返しているとバッテリーへの負荷が高くなり、寿命が早くなるので注意が必要です。

 

モーター用バッテリー

モーター用バッテリーは文字通りモーターを動かす電力を溜めておくバッテリーです。

動力がエンジンとモーターの2つあるハイブリッド車にのみ搭載されているバッテリーです。

フィットハイブリッドにはモーター用バッテリーとして、リチウムイオンバッテリーが搭載されています。

このリチウムイオンバッテリーは耐久性が高く、寿命は10年程度と言われています。

新車を購入してから10年と言えば車の買い替えを検討し始める頃なので、「1回もモーター用バッテリーを交換せずに手放す。」なんて事も有り得ますね。

とは言え、走行居距離によっては寿命が10年以下になる事も有ります。

ホンダ公式は、フィットハイブリッドのバッテリーの寿命は25万kmとしています。

25万kmは既に限界に近い状態だと思われるので、一般的には15~20万kmが交換時期となります。

15~20万kmと言えば、やはり買い替えを検討し始める頃合いなので、1回もバッテリー交換をせずに手放す人が大半を占めますね。

こまり太郎
こまり太郎
ハイブリッド車には2種類のバッテリーがあるんだね!
それぞれの寿命に注意して、メンテナンスをしっかりと行わないとね!

 

フィットのバッテリー交換費用はいくら??<自分で交換した場合>

ここからは、フィットのバッテリー交換の費用を確認していきます。

交換するバッテリーは通常のバッテリー(ハイブリッド車の補機用バッテリー)の交換について書いていきます。

モーター用バッテリーは交換の機会がほぼ無いですからね。

まずは、自分で交換した場合にかかる費用を確認していきましょう!

 

フィットのバッテリーを自分で交換した場合の費用を確認!

フィットのバッテリーを自分で交換した場合にかかる費用は、バッテリー購入費用だけになります。

バッテリーの価格はピンキリで、ネットで探せば安い物で5,000円という破格のバッテリーもあります。

自分でバッテリーを交換する大きなメリットは、工賃がかからないという点です。

バッテリー交換作業は比較的容易で、工具もスパナさえあれば交換する事ができます。

デメリットとしては、自分で交換する事への不安(正しく交換できたかどうか)が残る点です。

やはり、ディーラーなどでプロの方に任せた方が安心感がありますよね。

その安心感に対して対価という名の工賃が発生するという事ですね。

自分で交換する場合にはしっかりと交換方法を勉強して、少しでも交換に対する不安を小さくしてから取り掛かるようにしましょう!

バッテリーを自分で交換する場合のメリット・デメリット

【メリット】

工賃がかからないので、交換費用が格安。

【デメリット】

正しく交換できたかどうかという不安が残る。

こまり太郎
こまり太郎
確実に交換を完了させたいなら、対価を払わなければいけないのは当然だね。
車の構造に詳しかったり、機械いじりが得意な人は自分で交換した方が断然お得だね!

 

フィットのバッテリーの交換手順を紹介!

それでは、フィットのバッテリーを自分で交換する場合のバッテリー交換手順を確認していきましょう!

フィットのバッテリーの交換手順

  1. 交換作業に入る前にエンジンを止めて、キーを抜く。
  2. バッテリーに接続されたマイナス端子のケーブルを外す。
  3. プラス端子のケーブルを外し、バッテリーを固定する取り付け金具を外す。
  4. バッテリーをまっすぐ上に持ち上げて外し、新しいバッテリーを取り付ける。
  5. 新しいバッテリーを取り付け金具で固定する。
  6. プラス端子のケーブル、マイナス端子のケーブルの順で取り付ける。

バッテリーの交換自体は難しくありません。

注意するポイントとしては、

  • 端子を取る順番と取り付ける順番
  • プラス端子とマイナス端子をスパナ等の工具で同時に接触させない

この2つのポイントを押さえておけば、失敗はないでしょう。

プラス端子とマイナス端子の同時接触は感電してしまう恐れがあるので、細心の注意を払いましょう。

電気に関わる作業なので、ゴム手袋を着けて作業する事をおすすめします。

こまり太郎
こまり太郎
交換自体は簡単そうだね!
でも簡単だとなめてかかったら大怪我に繋がる恐れがあるから作業には細心の注意が必要だね!

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フィットのバッテリー交換費用はいくら??<ディーラーで交換した場合>

次は、フィットのバッテリーをディーラーで交換した場合の交換費用を確認していきましょう。

ディーラー以外にもバッテリー交換を行ってくれる店があるので、そこも合わせて交換費用を確認していきましょう!

 

フィットのバッテリーをディーラーで交換した場合の費用を確認!

フィットのバッテリーをディーラーで交換した場合の費用は15,000~20,000円程度です。

ディーラーでは基本的にホンダ純正品のバッテリーしか常備していないので、バッテリー本体の価格が高いです。

しかし、ディーラーで交換した場合は工賃が無料になる場合が多いです。

もし工賃がかかった場合でも500円~1,000円なので、あまり気になりません。

ディーラーで交換すると、ホンダ車のプロがホンダ純正品バッテリーに交換してくれるので、交換に対する安心感は大きいですが、割高感が否めませんね。

ディーラーによっては、自分でバッテリーを持ち込んで、交換だけを依頼できる場合もあります。

持ち込み交換に関しては対応してくれないディーラーもあるので、事前に確認し、可能であれば持ち込みの方が好きなバッテリーを選べて価格も抑えられるでしょう。

持ち込みの場合は工賃が必ず発生すると思いますので、確認しておきましょう。

バッテリーを自分で交換する場合のメリット・デメリット

【メリット】

ホンダ車のプロが交換してくれる事への安心感。

【デメリット】

バッテリーの種類が選べず、純正の高価なバッテリーしか選択肢が無い。

こまり太郎
こまり太郎
ホンダ車のプロによる作業という安心感は他には代えられないポイントだね!

 

フィットのバッテリーをディーラー以外の店で交換した場合の費用を確認!

フィットのバッテリーをディーラー以外で交換してくれる所は、

  • カー用品店
  • ガソリンスタンド

主にこの2店があります。

それぞれの交換にかかる費用を確認していきましょう!

 

カー用品店で交換した場合の費用を確認

ディーラー以外でバッテリーを交換してくれる所として、カー用品店があります。

カー用品店とは、いわゆるイエローハットやオートバックスの事です。

カー用品店でのバッテリー交換費用は、バッテリー代+工賃で、20,000円~40,000円といったところです。

カー用品店でのバッテリー交換工賃は500円~1,000円ぐらいです。

バッテリーはカー用品店で販売している物を購入して取り付ける事になるので、安いバッテリーを買えば、それだけバッテリー交換費用は安くなります。

例えば、オートバックスであれば、バッテリー交換の工賃は500円で、オートバックスの会員であれば、工賃は無料になります。

なので、バッテリー購入代だけで交換までやってもらえます。

ディーラーよりも工賃が安く、バッテリーの選択も出来るので、ディーラーよりも融通が効くのが良いですね。

バッテリーを自分で交換する場合のメリット・デメリット

【メリット】

・工賃が安い(場合によっては無料)

・バッテリーの選択肢がある

【デメリット】

バッテリーの価格が高め

こまり太郎
こまり太郎
ディーラーにはディーラーの良い点があるね!
バッテリーをセールで買えたり、工賃が無料になったりといったサービスを受けられるのは良いね!

 

ガソリンスタンドで交換した場合の費用を確認

カー用品店以外で交換してくれる所として、ガソリンスタンドがあります。

ガソリンスタンドならどこでも良い訳では無く、ピット(整備工場)があるガソリンスタンドかつ整備士が在籍しているガソリンスタンドに限られます。

なので、ガソリンスタンドでバッテリーを交換してもらう際は、ピットのあるガソリンスタンドを見付けて、店員さんに相談してみましょう。

ガソリンスタンドでのバッテリー交換費用は、バッテリー代+工賃で、20,000円~40,000円といったところです。

カー用品店と変わらない金額で交換対応してくれますが、オートバックスのような工賃の割引は期待できないでしょう。

更に、カー用品店と違って、バッテリーの選択肢が少なく、割引も期待できません。

ガソリンスタンドで給油ついでにバッテリー交換を行えれば時間を有効に使えるのは良いですよね!

バッテリーを自分で交換する場合のメリット・デメリット

【メリット】

・身近なガソリンスタンドでバッテリー交換が行える

・給油ついでにバッテリー交換が行える(時間の有効活用)

【デメリット】

・バッテリーの種類が少なく、価格が高め

・全てのガソリンスタンドで交換が行える訳では無い

こまり太郎
こまり太郎
馴染みのガソリンスタンドで対応してくれたら嬉しいね!
バッテリー交換はそんなに時間のかかる作業ではないので、給油ついでに交換はアリだね!

 

フィットのバッテリー交換費用はいくら??:まとめ

ここまで、フィットのバッテリー交換の費用について、

  • フィットのバッテリーの種類
  • フィットのバッテリーを自分で交換した場合の費用
  • フィットのバッテリーをディーラーで交換した場合の費用

について書いてきました。

フィットのバッテリーを一番安く交換する方法としては、自分で交換するのが一番です。

車の構造や機械に詳しいのであれば問題ありませんが、そうでないのであれば、自分で交換するのには不安が残ります。

なので、交換に対する安心を得たいのであれば、やはりディーラーでプロに任せるのが良いでしょう。

工賃もそこまで高い訳では無いので、バッテリー交換に関してはディーラーやカー用品店で、プロに交換を依頼する事をおすすめします。

安心で楽しいフィットライフを送るためにも、整備は確実に行っていきましょう!

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