燃費の良さと、優れた静粛性で人気を得ている「新型プリウス」
静粛性に優れているので、「乗り心地が良さそう」というイメージがありますよね。
しかし、一方では乗り心地が悪いと言う声が一定数あるのです。
どういったところで乗り心地が悪いと感じるのだろう??
そんな疑問に答えるために今回の記事では、
- 新型プリウスの乗り心地が悪いという噂は本当?? オーナーの声から検証!
- 新型プリウスの乗り心地が悪い原因を徹底解説!
- 新型プリウスの乗り心地の改善方法を紹介!タイヤの改善がキーポイント!
これらについて書いていきます。
乗り心地の良いイメージのある新型プリウスに対して乗り心地が悪いと感じるポイントはどこなのか??
気になりますね!
乗り心地を良くする方法として、タイヤに関する改善策についても紹介していきます。
新型プリウスの乗り心地を改善して、快適な新型プリウスライフを送れるようにしましょう!
新型プリウスの乗り心地が悪いという噂は本当?? 原因を徹底究明!
30新型プリウス
家車①
オカンとワイの共用
乗り心地悪いし遮音性皆無やしそんな速くもないしロールするし、マジで燃費良い以外取り柄がない pic.twitter.com/dCztEx4009— Joseph.T山 (@Joseph_Ttai) August 1, 2020
まずは、新型プリウスの乗り心地が悪いという声をTwitterから集めてきたので、紹介していきます。
Twitterの声を基にして、乗り心地が悪い原因を探っていきましょう!
新型プリウスの乗り心地が悪い原因をTwitterの声から検証
それではTwitterから収集してきた「新型プリウスの乗り心地が悪い」に関する書き込みを確認していきましょう。
気持ち悪くなるとまではいかないまでも、何か振動が気になって落ち着きません。
しかし、乗り心地はかなり悪い。中でも高速の継ぎ目で、ドンドンと大きくバウンドします。なんとかならないでしょうか?
Twitterの声を確認してみると、不満のほぼ全てが振動に関する不満でした。
新型プリウスには「静かに滑るように走る」というイメージを持っていましたが、そのイメージを覆す、「振動が大きい」という不満には驚かされましたね。
乗り心地が悪い原因が分かったので、次は「何故振動が大きいのか?」について詳しく確認していきましょう!
じゃあなぜ振動が大きいのか!?原因が気になる!
新型プリウスの乗り心地が悪い原因を徹底解説!
乗り心地が悪い原因が走行中の振動である事が分かったので、その振動の原因を追究していきましょう!
新型プリウス走行中の振動の原因として考えられるのは、
- エコタイヤなのでタイヤ硬い
- ボディーの剛性が低い
- サスペンションスプリングが硬い
この3つが考えられます。
順に詳しく確認していきましょう!
エコタイヤなのでタイヤが硬い
新型プリウスに標準で装着されているタイヤは、「エコタイヤ」という種類のタイヤが装着されています。
エコタイヤとは、「一般社団法人日本自動車タイヤ協会」という協会が定めた、低燃費性と安全性の規定を満たしたタイヤの事を言います。
超簡単に言うと、装着するだけで燃費向上が見込めるのに加えて、滑り難く安全というタイヤです。
しかし、良い事ばかりではありません。
エコタイヤは、燃費を良くするためにタイヤ自体が硬くなっています。
タイヤ硬くなるという事は、路面の段差などを越えた時の振動でを拾いやすくなってしまいます。
結果として、路面の状態によってガタガタ・ゴトゴトといった振動が発生し、乗り心地の悪さに繋がります。
ボディー剛性が低い
ボディー剛性が低いと、路面の段差や継ぎ目を超える際の衝撃が車に伝わり易く、振動となって乗り心地の悪さに繋がります。
ボディー剛性が低いという事は、車の骨格に柔軟性が無く、カッチカチだとイメージして下さい。
骨格がゴムの様に柔軟性があれば衝撃は吸収されますよね。
逆に、鉄の様にカッチカチだと衝撃が伝わり易いですよね。
新型プリウスはボディー剛性が低いと言われています。
このボディ剛性の低さが乗り心地を悪くしている一つの要因と言えます。
サスペンションスプリングが硬い
サスペンションはコイルスプリングとサスペンションアーム、ショックアブソーバーの3つの部品で構成されています。
昨今の自動車業界の熾烈な価格競争に勝つために、サスペンションのコストも削られているのが現状です。
サスペンションのコストを削る際に最も簡単な方法が、サスペンションスプリングの全長を短くする方法です。
サスペンションスプリングを短くするという事は、バネが短くなるという事です。
バネが短くなると衝撃を吸収し切れずにタイヤとボディが接触してしまう可能性が出てきます。
なので、接触を防ぐためにコイルスプリングを短くした場合はバネを硬くし、タイヤとボディの接触を防ぎます。
バネが硬くなると言う事は衝撃が伝わり易くなり、乗り心地の悪さに繋がります。
新型プリウスの乗り心地が悪い原因<まとめ>
新型プリウスの乗り心地が悪い原因をまとめると、
- タイヤ(エコタイヤ)が硬いから振動が伝わり易い
- ボディー剛性が低いから振動が伝わり易い
- コイルスプリングが硬いから振動が伝わり易い
柔軟性が必要な部品が、硬い(柔軟性がない)仕様になっているために、路面の凹凸やエンジンの振動が車内に伝わり易くなっている事が分かりました。
この各部の硬さが乗り心地を悪化させている原因です。
新型プリウスの乗り心地の改善方法を紹介!タイヤの改善がキーポイント!
代車の新型プリウス
【良い所】
•燃費が良い
•車格がクラウンに比べるとコンパクト
【悪い所】
•後方の視野狭い
•シフトレバー慣れない
•乗り心地…あとは、新型プリウスのせいではないけどパワーシートなかった。 pic.twitter.com/LtznSy61d6
— neofyyy@KSA (@neoferyy) August 20, 2020
乗り心地が悪い原因が分かったので、さっそく改善に取り掛かりましょう!
新型プリウスの乗り心地を改善させる方法として、以下の4つを紹介します。
- タイヤの交換
- タイヤの空気圧調整
- サスペンションの変更
- ボディ剛性の強化
全ての対策を実施すれば良いに越した事は無いのですが、費用が嵩みます。
対策の中から、自分にあった対策を選択していく事が大切です。
そのためにも対策内容をしっかりと理解していきましょう!
新型プリウスの乗り心地の改善策<①タイヤの交換>
新型プリウスの乗り心地を改善させるにはタイヤを交換する事が、一番高い改善効果を得られます!
新型プリウスに標準装備されているタイヤは上でも書いたように燃費性を重視したエコタイヤです。
エコタイヤは燃費向上が見込める一方、乗り心地や静粛性を損なうという欠点があります。
今回は乗り心地の改善を目的としているので、標準のエコタイヤから、乗り心地重視のタイヤへの変更が有効です。
乗り心地を重視したタイヤを2種紹介したいと思います。
- ブリヂストン・REGNO GR-Ⅻ
- ヨコハマタイヤ・ADVAN dB V552
2つのタイヤの特徴を確認していきましょう!
ブリヂストン・REGNO GR-Ⅻ
1つ目のおすすめタイヤは「ブリヂストン・REGNO GR-Ⅻ」です。
REGNOブランドのコンセプトは「グレートバランス」です。
運動性能と安全性、加えて静粛性や乗り心地といった居住性。
さらに、外見的にも人目を引き、上品で格調の高い情緒性までも加えた、多岐にわたる項目を高次元でバランスさせる事を「グレートバランス」と表現しています。
「ブリヂストン・REGNO GR-Ⅻ」の乗り心地性能としては以下の図が分かり易いのでご確認下さい。
(出展:https://tire.bridgestone.co.jp/regno/gr-x2/)
ノイズ吸収シートⅡというシートが路面からの衝撃を吸収してくれる事で、社内で感じるガタガタ・ゴトゴトという不快な振動を軽減してくれます。
「ブリヂストン・REGNO GR-Ⅻ」は乗り心地を重視したタイヤです。
ヨコハマタイヤ・ADVAN dB V552
2つ目のおすすめタイヤは「ヨコハマタイヤ・ADVAN dB V552」です。
ヨコハマタイヤの中で最も静粛性に優れたタイヤが「ADVAN dB V552」です。
ADVAN dB V552の特徴
【サイド部全体で衝撃を吸収する美しいプロファイル】
タイヤのサイド部は車の重量を支えながら常に変形し続けています。
形状に無理があると衝撃は1点に集中し、振動となって車内にノイズを生みます。dBの新プロファイルは、衝撃をタイヤ全体で吸収する形状を追及。
新たに開発した美しいプロファイルで振動の発生を抑制し、静粛性を向上します。
(出展:https://www.y-yokohama.com/product/tire/advan_db_v552/)
ロードノイズの原因となる振動を抑え込む事に特化したタイヤなので、走行中の快適性を大きく高める事が期待できます。
タイヤを変えるだけでも大きな改善効果がありますが、次項で紹介する空気圧の調整を確実に行う事で、タイヤの性能を最大限に引き出す事が出来ます。
新型プリウスの乗り心地の改善策<②タイヤの空気圧調整>
最も簡単な乗り心地改善の対策として、タイヤの空気圧の調整があります。
タイヤの空気圧は、タイヤの空気を入れる・抜くで調整できます。
ガソリンスタンドでお願いすれば、無料で行ってくれる調整です。
新型プリウスの乗り心地を良くするために、例えば指定空気圧が200~250kPaであれば、200kPaに調整します。
空気圧を指定空気圧の下限に設定する事で、タイヤの弾性が増して衝撃吸収量が大きくなります。
なので、路面の凸凹による振動が車内に伝わる量が減り、乗り心地が良くなります。
しかし、空気圧が下限に設定する事は良い事ばかりではありません。
空気圧が「高目」「低目」の場合に起こるデメリットを確認しましょう。
空気圧を高めに設定(空気圧過多)
1 タイヤの中央部が摩耗するため、タイヤが長持ちしない
2 跳ねるように感じ、乗り心地が悪化する
3 傷を受けやすくなり、コード切れやバーストを起こしやすくなる
空気圧を低めに設定(空気圧不足)
1 両端のショルダー部が摩耗(片べり)し、タイヤが長持ちしない
2 発熱による損傷が起こりやすい
3 ハイドロプレーニングが起こりやすい
4 タイヤのたわみが増え、燃費が悪化する
タイヤの空気圧は、タイヤの寿命や燃費、乗り心地と言った重要な事柄に影響を与えます。
空気圧の設定はガソリンスタンドや修理工場などで、プロに相談するのが良いです。
その際に、何を優先するのかをキチンと伝える事が大事です。
(乗り心地優先や燃費優先など)
タイヤの空気圧が乗り心地に大きな影響を与えるという事をしっかりと認識しておきましょう!
でも空気圧過多・空気圧不足には注意しないといけないね。
いい塩梅の空気圧をプロに相談しよう!
新型プリウスの乗り心地の改善策<③サスペンションの変更>
乗り心地が悪い原因の一つとして、サスペンションのコイルバネの硬さが原因としてあると書きました。
この硬さはコイルバネの全長の短さ(巻き数の少なさ)が原因で、あえて硬くしています。
なので、交換するサスペンションは、硬いのではなく粘り(強い弾性)のあるものを選択しましょう。
一つ、オススメのサスペンションを紹介します。
HKS HIPERMAX G
(出展:https://item.rakuten.co.jp/overjap/hkssh000761/)
硬さや突き上げ感などはなく、快適なフラットな乗り味を実現してくれます。
ストローク量を多く取った、よく動く足を実現しており、ノーマルサスペンションではコーナリング時にグラッとくるロールが発生しますが、HIPERMAX Gではグラッとくるロールが解消され、安定したコーナリングとなります。
適度なローダウンによるスタイリッシュさも見逃せない魅力です。
快適性を高めながら、ルックスも高めるオススメのサスペンションです。
以下に、HYPER MAX Gの走行レビューのリンクを参考に貼っておきます。
https://car-me.jp/lp/hks/hipermax-maxg
サスペンションの交換は効果的な半面、交換費用は嵩みます。
まずはタイヤの交換や空気圧の調整を行い、それでもまだ快適性を高めたいという場合に交換を検討すると良いと思います。
でも交換費用が高額だから、まずはタイヤへのアプローチが良いかもね。
新型プリウスの乗り心地の改善策<④ボディ剛性の強化>
ボディー剛性を強化し、ねじれに強くなれば乗り心地は改善されます。
ボディー補強の方法としては、タワーバーやフロアバーなどの補強バーの取付があります。
補強バーは比較的簡単に取り付ける事ができ、補強バー自体の値段も2万円程度とお手頃です。
ボディ剛性強化はコーナリングの安定性も高める事が出来るので、オススメします。
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新型プリウスの乗り心地が悪いのを改善する方法まとめ
今日は新型プリウスのタイヤ交換に行って来た!Sツーリングのホイール購入時に付いてきたスタッドレスを履き潰しで装着していたのでラジアルに替えたら感動するくらいの乗り心地に変化!!これなら早く替えとけばと😭社外ホイールに変更も視野に入れて悩んだがSツーリング純正が好き!#新型プリウス pic.twitter.com/WzkwyDnp88
— あみぺコ (@amipeko__) June 28, 2020
ここまで、新型プリウスの乗り心地が悪いという意見に関して、
- 新型プリウスの乗り心地が悪いという噂をオーナーの声から検証
- 新型プリウスの乗り心地が悪い原因の解説
- 新型プリウスの乗り心地の改善策の紹介
について書いてきました。
新型プリウスの乗り心地が悪いと言われる原因は「走行時の振動」にある事が分かりました。
そして、「走行時の振動」を抑制させる改善策として、タイヤ交換・タイヤの空気圧調整を始めとした改善策を4つ紹介しました。
新型プリウスは、燃費性能と低価格を実現したがために、乗り心地を若干ではありますが損なってしまったという印象でしたね。
まずはタイヤの空気圧調整から初めて、新型プリウスの乗り心地を改善していきましょう!
この記事が、低燃費で乗り心地の良い新型プリウスに生まれ変われる手助けになれば幸いです。