高い燃費性能で世界的に人気を得ているプリウス。
2015年12月に4代目となるプリウス50系(前期型)が発売となり、2018年12月にマイナーチェンジ車(後期型)が発売となりました。
プリウス50系はエコカーとは思えない個性的なフロントマスクが話題になりましたよね!
そんな大人気車種であるプリウス50系の購入を検討されている方は多いのではないでしょうか??
購入するとして、前期型と後期型の違いを知っておきたい!
そんな声に応えるために今回の記事では、
- プリウス50系の前期型と後期型の違いは??
- プリウス50系の前期型と後期型では燃費の良さも違う??
- プリウス50系を買うなら前期型と後期型どちらがおすすめ??
について書いていきます。
プリウス50系の前期型・後期型を買うならどちらがおすすめか!?
前期型・後期型の違いを知って、自分に合ったプリウス50系を選択できるようになりましょう!
プリウス50系前期型と後期型の違いは??
皆さんはプリウス50系前期後期どっちが好きですか! pic.twitter.com/UNZBqpdKRa
— にし (@aesan_RX86) October 14, 2019
プリウス50系の前期型・後期型の違いについて、
- 発売時期
- 見た目
の違いから確認していきましょう。
そして、次の項からは燃費や安全性能、価格に関する違いを確認していきます。
それでは順に確認していきましょう!
プリウス50系の発売時期について
まずは、プリウス50系の発売時期を確認していきましょう。
それぞれの発売時期は以下になります。
プリウス50系 前期型・後期型の発売時期
2015年12月〜2018年12月・・・前期型
2018年12月〜現在まで・・・後期型
車体の製造日を確認する事で、前期型か後期型かを見分ける事ができます。
後期型の発売からそろそろ3年が経過しようとしているので、来年ぐらいに次期プリウスが発売になるかもしれませんね!
プリウス50系の見た目の違いを確認
それではプリウス50系の前期型と後期型の見た目の違いについて確認していきましょう。
プリウス50系前期型・後期型の見た目で大きく違う箇所が3箇所あります。
- フロントバンパーの形状違い
- ヘッドライトの形状違い
- テールレンズの形状違い
- その他
プリウス50系前期型(フロント側)
プリウス50系前期型(リヤ側)
プリウス50系後期型(フロント側)
プリウス50系後期型(リヤ側)
№①~③で示している部分が大きく違うポイントになります。
それでは順に違いを確認していきましょう!
①フロントバンパーの形状違い
プリウス50系で一番目を引くのがフロントバンパーとヘッドライトの形状です。
このフロントバンパーの形状は、前期型・後期型で違いがあります。
前期型はライト下の開口部が逆三角形になっていますが、後期型は開口部が長くなり、スポーティな印象を受けますね。
フロントグリルの開口部も形状は同じですが、後期型の方が広く開いていて、ここからもスポーティな印象が出ています。
②ヘッドライトの形状違い
ヘッドライトの形状の違いは一目瞭然です。
前期型の他に類を見ない二股に分岐したヘッドライトは、プリウス50系の象徴的なデザインになっています。
このヘッドライトが後期型になると少々大人しくなり、切れ長のヘッドライトに変更されています。
前期型のプリウス50系を象徴とするヘッドライトが、後期型では個性を失った印象を受けますね。
しかし、前期型のヘッドライトは攻め過ぎたデザインだったため、若年層には人気がありましたが、中高年層には不評でした。
メインの購入層である中高年層に不評ではマズイので、後期型では落ち着いたヘッドライトに変更されたという裏事情があるようです。
私は断然前期型が好きです!
好みが分かれるポイントというのは分かるね。
③テールレンズの形状違い
テールランプの形状も前期型・後期型では大きく違います。
上の写真を見てもらえば一目瞭然ですが、前期型は縦長、後期型は横長のテールレンズに変更されています。
テールランプの変更に伴って、トランクドアの開口部の形状も変わっていますね。
デザインの違いだけでライトの性能や、トランクルームの仕様には変更が無いので、自分の好みに合う形状を選択すれば良いと思います!
私は前期型の縦長の方がカッコイイと感じます。
ヘッドライト、テールレンズ共に前期型の方が好みです!(私事ですが・・・)
このテールランプの形状も好みが分かれそうだね。
④その他の違い
その他の違いに関しては小さな違いなので、箇条書きで紹介します。
- フォグランプの位置の違い
- ボディカラー追加(後期型:「エモーショナルレッドⅡ」と「ブルーメタリック」を追加)
- 上位グレードのシートにベンチレーション機能を採用(後期型)
他にも見た目に関する小さな違いが複数ありますが、中古車を購入する際のポイントにはならないので、省略させてもらいます。
プリウス50系の前期型と後期型では燃費の良さや安全性能も違う??
今さらですが、
今年7月に車買いました。
車種はプリウス50系後期型。
11月に大洗に行った位で遠出は
してないですが、その時の燃費が
30Km/l位いってました。 pic.twitter.com/MU9zPGKHV5— セルバ (@SELVA_2010) December 28, 2019
見た目の違いが分かったところで、次はプリウスを購入するに当たって最重要ポイント「燃費」の違いについて確認していきたいと思います。
燃費の良さが最大の売りであるプリウス50系で、前期・後期の燃費差はあるのか!?
確認していきましょう!
そして、前期型・後期型では安全性能に違いがあります。
安全性能は重要なポイントなので、しっかり確認していきましょう!
プリウス50系前期型・後期型の燃費に差はあるのか??
それではプリウス50系前期型・後期型のカタログ燃費を確認してみましょう。
<プリウス50系 前期型>
- WLTCモード燃費:27.2~32.1 km/L
- JC08モード:37.2~40.8 km/L
<プリウス50系 後期型>
- WLTCモード燃費:27.2~32.1 km/L
- JC08モード:37.2~40.8 km/L
プリウス30系の前期型・後期型の燃費に差はありません。
差が発生するとすれば、前期型・後期型の違いではなく、駆動方式によって燃費が大きく違ってきます。
駆動方式 | JC08モードカタログ燃費 | 実燃費 |
---|---|---|
2WD | 37.2~39.0km/L | 24.9km/L |
4WD | 34.0km/L | 21.7Km/L |
他にも、グレードによって若干燃費が違ってきます。
しかし、カタログ燃費で40Km/Lを越えている乗用車はプリウス50系だけでしょうね。
まぁ、前期型から信じられないぐらい燃費は高いよね。
プリウス50系前期型・後期型での安全性能の違い
前期型ではオプションで装備する事が出来た安全装備の「トヨタセーフティセンス」が後期型では標準装備となっています。
「トヨタセーフティセンス」とは??
車両前方にミリ波レーダーを送り、衝突回避支援を行う機能です。
前方の歩行者や車両を検知することで、警報やブレーキアシストを行うほか、車線逸脱を防ぐ機能、そしてハイビームとロービームを自動切換えする機能がついています。
前期型でも採用されていましたが、上位モデルのみの設定でしたからね。
この変更は素晴らしいです!
ヘッドライトの項でも書きましたが、プリウスのメインの販売ターゲットは中高年層の方々です。
昨今のプリウスの様々な事故を受けて、中高年層の方々の安全意識が高まり、後期型では「トヨタセーフティセンス」が標準装備になったとのではないでしょうか。
安全性能を高めた後期型はかなり魅力的ですね!
特に高齢ドライバーの方は後期型を買っておけば必ず「トヨタセーフティセンス」が搭載されているので、安心して中古車を買えるね。
プリウス30系の前期型と後期型を買うならどちらがおすすめ??価格の違いについても解説!
お披露目。
プリウス 50系 前期 Aグレード ツーリングセレクションです。 pic.twitter.com/GRP1nJ4gfR— はらり/コルナゴ🎷 (@Hararhythm) January 20, 2020
ここまで、プリウス50系前期型と後期型の違いを確認して来ました。
この違いを踏まえて、当サイトではプリウス50系前期型と後期型のどちらをおすすめするか!?
おすすめの理由と共に発表していきたいと思います。
そして、プリウス50系の前期型と後期型には価格面で大きな差があるので、価格についても確認しておきましょう!
プリウス50系の前期型と後期型どちらがおすすめ??
プリウス50系の最大のセールスポイントである「燃費」に関しては前期型・後期型に差はありません。
なので、
- 大きく違う見た目の好み(特にヘッドライトの形状)
- 安全装備(後期型は「トヨタセーフティセンス」の標準装備)
これらのポイントを判断基準として、前期型か後期型のどちらがおすすめかを決めていきます!
当サイトでは、後期型をおすすめします。
見た目は前期型の方が好みなのですが、後期型に標準装備されている「トヨタセーフティセンス」が大きな魅力で、決定打になりました。
「トヨタセーフティセンス」がオプション選択された前期型が見た目、性能を併せ持った理想形になりますが、条件が増えると良い中古車にはなかなか巡り合えません・・・
なので、見た目は割り切って(決して後期型の見た目が悪い訳では無いので)「トヨタセーフティセンス」が標準装備されている後期型を当サイトではおすすめします。
安全性能は何よりも優先すべき項目であるという考えから決定しました。
どうしても前期型の見た目に拘りがある人は、「トヨタセーフティセンス」がオプション選択された車両を探し求めよう!
この探索もなかなか楽しめそうだね!
プリウス50系前期型・後期型での車両価格の差について
プリウス50系の新車価格に大きな差があるので、確認しておきたいと思います。
プリウス50系前期型・後期型の新車価格比較
前期型:224万9091円(税抜)〜315万9727円(税抜)
後期型:233万2000円(税抜)〜323万8000円(税抜)
グレードにもよりますが、後期型が約10万円前後の価格UPとなっています。
これは、トヨタセーフティセンスの標準装備を主とした各種レベルアップが影響しています。
新車価格UPにより、中古車市場でもプリウス50系は状態にもよりますが、後期型の方が価格は高いです。
後期型はトヨタセーフティーセンスが必ず装備されているので、「価格UPも仕方なし」と受け入れましょう!
お金で買える安全は買っておくべきだと思うよ!
そろそろ買い替えを検討しているあなたへ
最後に、愛車の買い替えを検討しているあなたは必見です。
「プリウス 一括査定」などで検索すると、ほとんど買取業者のサイトが出てきて信じられない!なんてことありませんか?
買取業者が言うことは、自分たちがいいようにしか書かないですからね・・・
車を売るとき、買取業者は多くの場合にあの手この手を使って安く買いたくのが一般的。
今回はそんな悪どい買取業者に騙されず、車を1万円でも高く売る方法を紹介します。
確実に高く売れます。
それは楽天の一括査定で楽天Carオークションを利用する方法。
買取一括査定とか実際のとこどうなの?やってみた人のガチの感想を知りたい。
これまで私は車の買取の一括査定を5回経験しました。
初めての売却では色々騙されて、相場より10万円ほど安く買い叩かれる苦い思いを経験し・・・
ただ、その経験を無駄にせず、今回ご紹介する方法では当初の見積もりから35万円も想定より高く売れたのです。
↓実際の写真↓
当初の査定より35万円UPって、普通に考えてすごくないですか?
ちなみに、今回約50万円で売れたフォレスターでしたが、買取業者の限界は30万円ちょっとでした。危ない危ない・・・
車を売るのが初めての人でも、誰でも簡単にこの方法が使えますので、ぜひ試してみてください。
買取業者に騙されず高く査定する方法について、詳細に知りたい方はこちらの記事をチェックししてみてください。
プリウス50系は前期と後期で買うならどっちがおすすめ?まとめ
本体価格130万のプリウス50系前期買いました。 pic.twitter.com/LXCxPfkghe
— Kaz (@Kaz394) May 9, 2019
ここまで、プリウス50系の前期型・後期型の違いと、買うならどちらがおすすめか?について、
- プリウス50系の前期型と後期型の違いについて
- プリウス50系の前期型と後期型では燃費と安全性能の違いについて
- プリウス50系を買うなら前期型と後期型どちらがおすすめか??
について書いてきました。
プリウスの大きなセールスポイントである「燃費」については前期型・後期型で差はありませんでした。
なので、前期型を買うか、後期型を買うかの判断基準を「見た目」と「安全性能」で判断する事をおすすめしました。
当サイトでは優先すべきは安全性能という考えから、価格は高くとも買うなら後期型をおすすめしました。
当サイトの記事を参考にしていただき、皆様に合ったプリウス50系を選択できる手助けになれば幸いです。