20年ぶりにフルモデルチェンジされたSUZUKIの人気車種「ジムニー」
走るフィールドを選ばない本格四駆車として、走りを楽しむ遊び心の溢れた車です。
そんな遊べる車ジムニーですが、なんと車中泊にも適していておすすめなんです!
SUZUKIの公式HPでも車中泊を推奨しています。
なので、SUZUKI純正の車中泊アイテムもラインナップされているんです!
でも、車中泊って・・・やってみたいけどなかなか敷居が高いのでは??と思われている方も多いです。
そんなあなたのために、今回は以下の疑問について確認していきたいと思います。
- 新型ジムニーで快適に車中泊はできるのか?
- 車中泊を快適にするためにおすすめなアイテムは?
この記事を読んだら、ジムニーで車中泊に出かけたくなること間違いなしです!
新型ジムニーで車中泊は快適にできる??
ジムニー!
車中泊も出来るけどさすがに狭いのかな??笑 pic.twitter.com/CyZD7Y0pYk
— コンドウ@アウトドアハッカー (@k_drift785) January 9, 2020
まずは、ジムニーで本当に車中泊は可能なのか?快適に寝る事は出来るのか?について確認していきたいと思います。
車中泊の快適性は?
結論から言うと、ジムニーで快適な車中泊は可能です。
新型ジムニーで車中泊を行う際に気になるのが車内空間です。
軽自動車に大人が寝られる空間を作れるのか?と思いますよね。
それが、とっても簡単に作れてしまうんです!
その理由はフラットシート、前の座席と後部座席をつなげて横になることができるのが快適に車内泊できる理由です。
フラットシートについてもう少し詳しく見ていきます。
新型ジムニー車内泊の快適性の理由はフラットシート
まずはフロントシートのヘッドレストを外し、座席を1番前までスライドさせます。
そして、背もたれを最大まで倒すことで、シートをフルフラットにすることが可能です。
(出展:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny/luggage/)
フルフラットにする事で、インパネから後部ドアまでの距離が約180㎝となります。
なので、身長180㎝前後の方であれば、楽に寝る事が可能です。
(楽に寝れるかは、寝る人の体格によるところはあります。あくまでも標準体型を基準として、楽であると判断します。)
室内幅は130㎝と広く取られてはいますが、大人2人が寝るのが限界です。
成人男性2人が寝るには少々狭苦しいかも知れませんが、寝れなくはありません。
もちろん1人であれば問題無くゆったりと寝れるでしょう。
日本人の平均的な体格であれば車中泊は問題無く出来る空間が確保できるという事が分かったので、次に車中泊をより快適にするアイテムについて紹介していきたいと思います。
新型ジムニーでの車中泊おすすめアイテム<SUZUKI純正アイテム>
ジムニーで初車中泊
意外に快適でした^ ^ pic.twitter.com/dXNqLbOLi3
— あろきち@JB74W (@y_i_1231) April 12, 2019
まずは、SUZUKI純正車中泊アイテムの紹介から始めます。
純正品は合う合わないの心配をすることなく、安心して使うことができますよね。
SUZIKI純正の車中泊用アイテムとしては以下の4点があります。
- ベッドクッション
- フロントプライバシーシェード
- リヤプライバシーシェード
- カータープ
それでは1つ1つ順番に見ていきましょう。
①ベッドクッション
ベッドクッション 仕様
【寸法】幅54㎝×長さ170㎝(広げた状態)
幅54㎝×奥行き62㎝×高さ21㎝(畳んだ状態)
【材質】低反発ウレタンフォーム
【カラー】黒
【メーカー】SUZUKI(純正アクセサリー)
【価格】35,200円
長さ170㎝幅54㎝が確保されているので、身長が高い男性でも十分に使用できるマットとなっています。
価格は1セットの価格になっています。2人で車中泊する場合には2枚必要です。
折り畳み時のサイズが 幅54㎝×奥行き62㎝×高さ21㎝となる点は注意が必要です。
2人旅行でベッドクッションが2枚必要な場合はかなり車内スペースを取られます。
エアーを入れるタイプのクッションであればコンパクトに収納できますが、膨らませたり空気を抜いたりといった手間が発生します。
ベッドクッションであれば広げるだけで即使えますが、収納する際はスペースを取ります。
一長一短なので、旅行の荷物量と相談ですね。
それにしても、SUZUKI純正品という事だけあって、なかなかの強気価格です(笑)
値段は張りますが、純正品なのでジムニーとの互換性は完璧で、純正品ならではの品質の高さがポイントです。
大人一人が十分に寝られるスペースを確保でき、純正品という品質に対しての安心感がメリットではあるが、強気な価格設定と、折りたたんだ時に社内スペースを取られてしまうのはデメリットとしてある。
②③フロント/リヤ プライバシーシェード
フロントプライバシーシェード 仕様
【寸法】フロントガラス、フロントドア左右3点セット
【材質】遮光生地仕様
【メーカー】SUZUKI(純正アイテム)
【価格】24,200円
リヤプライバシーシェード 仕様
【寸法】リヤクォーター左右、バックドア3点セット
【材質】遮光生地仕様
【メーカー】SUZUKI(純正アイテム)
【価格】27,500円
車中で寝ている時や着替えなどの際に、車外からの視線を遮り、プライバシー空間を作り出すことができます。
純正品なので、ガラス面へのフィット感は間違いありません。
しかし、フロントで3点、リヤで3点となかなか荷物が増えるのが難点ですね。
そして、SUZUKI純正の驚きの強気価格も目を引きます。
まぁ、SUZUKI純正の安心感と品質を考えると順当な価格かも知れないですが。。
窓に完璧にフィットさせて、完全に外からの光や視線をシャットアウトしたいと思うのであれば、この純正品をお勧めします。
しかし、外からの目をある程度シャットアウト出来れば良い。
と言うのであれば、フロントは普段使いのサンシェード、その他は社外品、もしくはタオルなどを工夫して使っても良いと思います。
周りの視線を感じながら寝る事は出来ないですが、どこまでの視線をシャットアウトしたいかによって、アイテムを選択する必要がありますね。
純正品ならではの窓へのフィット感は間違いなく、外からの視線を完全シャットアウトでき、プライベート空間を作り出す事が出来る点がメリット。
フロント、リヤ合わせて6点セットになり荷物が増える、そして値段の高さがデメリットです。
どのぐらい外からの視線をシャットアウトしたいかによって、プライバシーシェードを選択しましょう。
④カータープ
カータープ 仕様
【寸法】幅約250cm×奥行役250cm×高さ約220cm(本体サイズ)
幅約58cm×横約12cm×高さ約12cm (収納時サイズ)
製品重量:約2.5kg
【メーカー】SUZUKI(純正アイテム)
【価格】39,600円
老舗アウトドアブランド「ogawa」とSUZUKIがコラボした新型ジムニー専用のカータープです。
デザインは「ogawa」の持ち味であるブラウン×サンド×レッドのカラー配色で非常にオシャレです。
タープには「ogawa」ロゴに加えて「SUZUKI」ロゴが入っているのがオリジナル感があってGOODですね。
機能面は老舗アウトドアメーカー設計なので、問題はないでしょう。
新型ジムニー専用で設計されているので、ジムニーへの装着感も抜群です。
SUZUKIとのコラボという事で、「ogawa」にラインナップされているカータープよりもお値段お高めに設定されています。
「ogawa」×「SUZUKI」のコラボという特別仕様に対する値段設定ですね。
SUZUKI純正品という安心感と「ogawa 」とのコラボレーヨンに魅力を感じるのであれば、この純正品をお勧めしたいです。
そうでないのであれば、社外品でも問題無いかと思います。
老舗アウトドアブランドの「ogawa」×「SUZUKI」のコラボカータープはここでしか買えないという特別感に対する魅力と、純正品という安心感がメリットです。
メリットに伴う価格の高さがデメリットとしてあります。
「ogawa」×「SUZUKI」のコラボに魅力を感じないのであれば、社外品で良いと思います。
新型ジムニーでの車中泊おすすめアイテム<社外品>
ジムニーの車中泊用のアイテムとして、社外品で考えるのであれば、種類は無数にあります。
その中から、口コミレビューで満足度の高かった商品を3点紹介したいと思います。
- エアーベッドインフレータブルマット/GROOVY OUTSTYLE
- プライバシーサンシェード/ネクサスジャパン
- LEDクアッドマルチパネルランタン/Coleman
それでは一つずつ見ていきましょう。
エアーベッドインフレータブルマット
GROOVY OUTSTYLEというメーカーから出ている「エアーベッドインフレータブルマット」を紹介したいと思います。
こちらの商品、楽天のシートクッションランキングで1位を獲得している商品です。
特徴としては、
- 厚みが8㎝でフカフカの寝心地
- 質感は優しい手触りのスエード調
- エアバルブ2個ですばやく自己膨張
- 裏面滑り止め付きのノンスリップ加工
- 複数のマットを連結出来る
これら5点が特徴としてあります。
この商品の口コミを確認してみましょう。
などなど、概ね高評価が多いです。何と言っても自動で膨張・収縮してくれるのは良いですね。
エアーマットの欠点である、膨らませる手間を解消してくれているのは大きなメリットです。
悪い意見は少なかったのですが、色落ちや服への色移りと言った意見もありました。
この辺を注意して使えば概ね良い商品だと思います。
そして低価格である点も魅力ですね。
メーカー希望小売価格は9,980円ですが、楽天で買うと5,500円です。
めちゃ安です。
2枚買ってもSUZUKI純正品よりも安いですね。
機能と価格を見ても、非常にコストパフォーマンスの高い商品だと感じます。
8㎝の厚みのエアーマットなので寝心地は抜群。
自動で膨張・収縮してくれるエアマットというエアマットの欠点を解消した優れもの。価格もお手頃でコストパフォーマンスに優れています。
プライバシーサンシェード
ネクサスジャパンというメーカーから出ている「プライバシーサンシェード」を紹介したいと思います。
こちらも純正品と同じでフロント、リヤ合わせて6枚の窓に吸盤で取り付けるタイプのサンシェードになります。
サイズは新型ジムニーの窓のサイズに合わせて設計されているので、フィット感は問題ありません。
断熱効果もあるので、エアコンの効きが良くなり、車にも優しいのは嬉しいです。
それでは口コミ評価を確認してみましょう。
心より感謝しております!!
今後とも宜しくお願いいたします!
口コミ評価を確認しましたが、サンシェードに関する口コミは少なかったのですが、ネクサスジャパンと言うショップが良いショップであるという意見は凄く多かったです。
価格は9,800円でSUZUKI純正品と比べるとかなり安いです。
安心・安定で価格の高い純正品か、純正品と同スペックが期待できる口コミ評価の高い社外品か、もしくはタオル等で窓を塞ぐのもありだと思います。
これを決めるのは個人の価値観になると思います。
ちなみに私は迷わず口コミ評価の高い社外品を選択します(笑)
社外品と言えども新型ジムニー用に設計されているので、窓へのフィット感は問題ありません。
価格も純正品よりもかなり安いので、筆者としてはおすすめです。
一番安上がりに済ます方法は、自力でタオル等で窓を塞ぐ方法です。
LEDクアッドマルチパネルランタン
プライバシーサンシェードを付けて、夜になると、当たり前ですが社内は真っ暗です。
ジムニーのルームランプを付けていてはバッテリー上がりになってしまう可能性があるのでダメです。
かと言って、スマホのライトだけでは心許ないですよね。
そんな時に頼りになるのが、LEDランタンです。
今回紹介するのは、キャンプ用品メーカーで有名なColemanのLEDクアッドマルチパネルランタンです。
このLEDランタンの特徴として、
- LEDならではの明るさ(800ルーメン)
- 4つの発光パネルが取り外しできる
- 携帯の充電もできるUSBポート付き
以上の3点があります。
一番の特徴として、4つの発行パネルが取り外し出来る点は非常に便利です。
社内にいる人を残してトイレ等に行く場合、ランタンからパネルを一つ取り外して車外に持ち出すことが出来ます。
パネルを取り外して手元を照らす、隙間に物を落とした時に隙間を照らす、などなど。
車中泊をしている時に、ランタンから発光パネルを取り外せてコンパクトライトにできるという点は、非常に有効な場面が多くあります。
更に、USBポートが付いているという点も地味に嬉しいです。
スマホの充電以外にも色々と使えそうです。
口コミ評価も概ね良い評価が多いですね。
本体はメインランタンとして使い、パネルを外してテーブル、テントの中、トイレなどのちょっとした外出など、全てこれさえあれば可能です!
良い評価が多いですが、電池からしか充電できないという不満点は多く見受けられました。
電池の方が、出先での急なバッテリー切れにも電池を買う事で対応できるので、悪いポイントでもないとは思います。
こういったLEDランタンが一つあると、夜間の車中での生活が非常に快適になる事間違いなしです。
価格も8,800円と1万円を切る価格なのでお手頃です。
車中泊以外でも、防災用としても活躍が期待できるので、一家に一台あっても無駄にはならないと思います。
LEDライトなので、かなり明るいです。
発行パネル4枚が取り外せるので、様々な用途に分けて使えるのは大きなメリットです。
車中泊以外でも防災グッズとして一家に一台あっても無駄にはならない優れものです。
新型ジムニーで夢の車中泊!車中泊おすすめアイテムを紹介!<まとめ>
ジムニー車中泊
目覚めの一杯 ☕☀️🚙 pic.twitter.com/k5j08HGy0g
— ゆう。。🏎️F1 (@300km_ferrari) April 5, 2020
新型ジムニーで快適な車中泊は可能か?? 車中泊を快適にするために必要なアイテムは?
という疑問に対して検証して来ました。
冒頭にも書きましたが、ジムニーで快適な車中泊は可能です!
なぜなら、シートをフルフラットにする事で、インパネから後部ドアまでの距離が約180㎝確保できるので、寝るのに十分な空間を確保できるからです。
そして、ジムニーは車中泊をする事をSUZUKIが推奨しているので、SUZUKI純正の車中泊用アイテムがあるのも魅力的です。
純正品という事で、品質の高さと安心感がありますが、それに伴った値段の高さが気にはなりました。
大人気車種のジムニーなので、社外品パーツは潤沢に揃えられており、どれを選べば良いか分からないぐらいあります。
その中で今回は4点の車中泊おすすめアイテムを紹介しました。
社外品なので価格もお手頃で、機能性も純正品に負けていません。
おすすめしたいアイテムがまだまだあるのですが、多すぎて紹介しきれません・・・
こういった潤沢なアイテムから自分に合ったアイテムを選ぶのも楽しみの一つですよね!
新型ジムニーは、車中泊で重要な室内空間は確保することができる。
純正、社外の車中泊アイテムも多く取り揃えられており、選ぶ楽しみもある。
まさに車中泊を楽しむための車と言っても過言ではない!
新型ジムニーは本格四駆という走行性能と個性的な角張った外観に注目が集まりがちですが、車中泊ができるレベルの室内空間が確保されている点も注目ポイントですね!
車中泊が出来る事で遊びの幅も大きく広がると思います。
ジムニーで、走って、泊まって、ジムニーを全力で楽しむ旅がしたいですね!