燃費の良さで人気の新型プリウス。
発売当初から順調に売り上げを伸ばしていき、常に上位をキープしています。
しかし販売台数が多い分、不備や事故が多いのも事実。
そんな話もよく聞きます。
運転している新型プリウスのエンジンブレーキが効かないとき、原因が分からないと焦ってしまいますよね。
せっかく燃費が良いと思い選んだのに、エンジンブレーキのかけ方が悪いと燃費も悪くなってしまいます。
でも実はエンジンブレーキが効かないのには理由があるのはご存じですか?
今回は新型プリウスのエンジンブレーキが効かない原因と、燃費をよくするためのエンブレのかけ方を一緒に紹介していきますね!
新型プリウスのエンジンブレーキが効かない原因は何?
池袋の事故の車種、記事によっては新型プリウスと断定されてるよね。
新型プリウスって、シフトレバーに、Bレンジがあるはず。Bは、「エンジンブレーキ」。
新型プリウスは、アクセルを離しただけではエンジンブレーキがかからないけど、Bに入れるとエンジンブレーキがかかる。
知らなかったじゃすまされない。 pic.twitter.com/nw7JCtfKFD
— りさよ (@akaitennoshuten) April 20, 2019
新型プリウスに乗り出してシフトレバーの「B」の存在を疑問に思った人も多いはず。
筆者もその中の一人です・・・。
新型プリウスには、
- エンジンブレーキ
- 通常のフットブレーキ
- 回生ブレーキ
という3つのブレーキが存在しますのでしっかり覚えておきましょう。
エンジンブレーキとは
通常の運転ではギアを入れてアクセルを踏むと車は加速します。
そしてアクセルを戻すとブレーキを踏まなくても徐々に減速していく。
この減速のことをエンジンブレーキといいます。
シフトレバーにある「B」とはこのエンジンブレーキを強くかける為のものです。
使用する場面としては急な下り坂などの強いエンジンブレーキが必要な時。
急な下り坂をフットブレーキのみでブレーキをかけようとすると、ペーパーロック現象やフェード現象が起きる可能性があるのであまりおすすめ出来ません。
そのため、下り坂を走行する場合はシフトレバーの「B」を使用し強くエンジンブレーキをかけながらが良いということです。
ちなみにエンジンブレーキを使用していてもブレーキランプは点きませんので後続車には分かりません。
使う頻度が高いフットブレーキ
自動車を運転する場合にはフットブレーキの使用が欠かせません。
フットブレーキの仕組みを簡単に説明すると、ブレーキを踏んだ力を油圧でブレーキ装置に伝えることで制動するというもの。
通常の運転だとフットブレーキの使用が一般的ですが、坂道で使いすぎると燃費も悪くなってしまいます。
さらにフットブレーキを多用することでブレーキパッドが高熱になり摩擦力が減ってフェード減少=ブレーキが効かないということが起きてしまうのです。
回生ブレーキは減速時の電力をエネルギーに変えてくれる
新型プリウスのようなハイブリッド車や電気自動車には回生ブレーキというものが内蔵されています。
新型プリウスの原動力がガソリンだけでないのはご存じですよね。
アクセルを離したときやフットブレーキを軽く踏んだときに回生ブレーキは作動するようになっており、エネルギーを電力に変えながら発電するのです。
その結果燃費が良くなることにも繋がります。
新型プリウスはなぜエンジンブレーキが効きにくい?
ブレーキの種類についてご説明しましたが、では何故エンジンブレーキが効かなくなるのかを解説していきます。
それはハイブリッド車である新型プリウスは減速時にエネルギー充電することを最優先とされているからです。
ガソリン車と新型プリウスの両方を運転したことがある方は、アクセルから足を離したときの減速の仕方が違うのがお分かりでしょう。
ガソリンとモーターの両方で動いている新型プリウスは回生ブレーキが作動して充電される仕組みになっているので、アクセルを離しただけではあまり効きません。
しかし日常で運転するような平坦な道ではフットブレーキを優先的に使うので特に問題はありません。
意識するのはやはり下り坂。
下り坂でアクセルを離すだけでは減速というよりむしろ加速してしまいます。
それをきちんと減速させるためにシフトレバーの「B」を上手く使用することが大切なのです。
新型プリウスのエンジンブレーキのかけ方で燃費を良くする方法は?
で、新型プリウスの「Bギア」が何かってのが「エンジンブレーキ」でした。新型プリウスのDギアはエンジンブレーキが効かない仕組みなんだって、だからエンジンブレーキ専用ギアがあるみたい。 pic.twitter.com/O5ucsQI3Um
— ルイーダ@オバヒ・MHW・プリコネ (@Luida_Mama) May 16, 2019
どうせなら機能を使いこなして新型プリウスに乗るのをもっと楽しみたいですよね。
それぞれのブレーキの仕組みや、エンジンブレーキが効かない理由が分かったところで次は燃費を良くする使い方を見ていきましょう!
燃費をよくするためにはエンジンブレーキはむやみやたらに使わない
これまでご説明した通り、エンジンブレーキは頻繁に使う機能ではありません。
使用場面は限られていますが上手く使えば燃費が良くなります。
例えば
- 平坦な道を走行時はフットブレーキを使用し回生ブレーキの機能を活かす
- 「D」シフトや「B」シフトを何度も切り替えない
- 下り坂ではギアを「B」に入れてエンジンブレーキを使う
このような点を意識して運転してみましょう。
エンジンブレーキはフットブレーキと併用する
長い下り坂やスピードがかなり出ているときにフットブレーキばかり多用するのもあまり良くありません。
強く踏み込みすぎては事故にもなりかねます。
アクセルから足を離す→「B」シフトチェンジ→減速してきたらフットブレーキで緩やかに止まる。
エンジンブレーキが動いている間はガソリンがほとんど消費されませんので、この間が長いほどガソリンの消費が低くなり低燃費になるということです。
都合の道路を運転していて遠くの信号が赤だと気付いたときでもエンジンブレーキに切り替えても良いですね。
信号の直前までアクセルを踏んでいてすぐにフットブレーキで止まるような運転では、後続車にとっても危険ですし車にとっても負担がかかります。
そろそろ新型プリウスの買い替えを検討している人へ
また最後に、新型プリウス買い替えをお考えのあなたは必見です。
業界激震の最高値で中古車を売れる方法を実際に私が経験してきました。
買取一括査定とか実際のとこどうなの?やってみた人のガチの感想を知りたい。
そんな1万円でも高く売りたいあなたに、確実に一番高く売れる方法を紹介します。
“確実に” です、男に二言はありません。
一括査定だと、めちゃくちゃ電話かかってきて正直めんどいところはあります。
それを懸念してる人は実際にものすごく多い。
車を売る際の面倒くささを最小限にし、かつ圧倒的に高値で車を売却する方法があります。
それが楽天の一括査定で楽天Carオークションを利用する方法。
これまで私は車の買取一括査定を2回経験しました。
1度目は当初の予定より10万円ほどは高く売れましたが、今回ご紹介する2度目の方法はなんと当初より35万円も想定より高く売れたんです。
↓証拠の写真↓
当初の査定より35万円UPって、普通に考えてすごくないですか?
車を売るのが初めての人でも、誰でも簡単にこの方法が使えますので、今すぐ試してみてはいかがでしょうか。
今ならキャンペーンで楽天ポイントが1,500Ptも付いてきます。
愛車を1万円でも高く査定する方法について、より詳細に知りたい方はこちらの記事をチェック!
新型プリウスのエンジンブレーキが効かない原因と燃費をよくするエンブレのかけ方まとめ
高齢者が運転する #新型プリウス が危険だと言われてる。
シフトレバーがわかりづらいんだとか。R リバース
N ニュートラル
D ドライブ
B エンジンブレーキなのかな?
右下はMT車だったらリバースだんー確かにわかりづらいかも#池袋事故 はトヨタにとってかなりイメージダウンですね。 pic.twitter.com/5GODOo0N7V
— ゆう@元教習指導員ブロガー (@online_drives) May 9, 2019
では最後に、新型プリウスのエンジンブレーキが効かない原因と燃費をよくするブレーキのかけ方について簡単にまとめます!
- 新型プリウスのようなハイブリッド車はアクセルを離しただけではエンジンブレーキは効かない
- 新型プリウスのエンジンブレーキが効かない原因は回生ブレーキによるエネルギー充電を最優先としているから
- エンジンブレーキを効かせるためにはギアを「B」にする
- 坂道や離れた距離の赤信号に気付いたときにはエンジンブレーキを活用する
- 燃費をよくするかけ方は場面に適した使い方をすること
新型プリウスのエンジンブレーキが効かない原因はちゃんとした理由がありましたね。
以前にMT車など運転していた方は新型プリウスの機能に戸惑う事もあるかも知れませんが、きちんと理解すれば問題なく操作できるものです。
筆者も元々はフットブレーキのみを使用しながら運転していましたが、エンジンブレーキを活用するようになって燃費が良くなりました。
是非みなさんも燃費アップを目指してみましょう!