新型プリウスを愛用している方々の多くは『燃費の良さ』に惹かれたのではないでしょうか。
発売当初からトップクラスの人気を誇るハイブリッド車の新型プリウス。
しかし乗り方次第でバッテリーの減りが早いと感じるようになったり、劣化によって燃費悪化してしまいます。
今回はそんな疑問を一緒に解決していくために
- 新型プリウスのバッテリーの減りが早くなる原因
- バッテリー劣化を感じた時の対処法
- 燃費悪化する理由
これらについて解説していきますので是非参考にしてくださいね。
新型プリウスのバッテリーの減りが早い原因は？
今日も朝から30新型プリウスの駆動用バッテリー交換です。
ありがとうございます。#エヴォテック #新型プリウス #駆動用バッテリー pic.twitter.com/WdAxZmnVGu— evoltec-japan (@evoltecjapan) August 27, 2020
知らない人もいるかも知れませんが、新型プリウスにはバッテリーが２つあります。
「駆動バッテリー」と「補機バッテリー」です。
簡単にご説明すると
駆動バッテリー・・・大容量のバッテリー。モーターを駆動させるための物であり、新型プリウスを効率よく走らせるために必要不可欠。寿命も長く走行距離１５万㎞～２０万㎞は持つといわれています。
補機バッテリー・・・電装品やハイブリッドシステムなどを動かす小型バッテリー。３～５年での交換を推奨。自分で交換も出来ます。
一般的に劣化しやすかったり定期的なメンテナンスが必要なのは補機バッテリーの方です。
駆動バッテリーの方も場合によっては交換の対象にもなるので、どちらのバッテリーについても頭に入れておいてください。
ではバッテリーの減りが早くなってしまう具体的な原因を見ていきましょう。
バッテリーの劣化
バッテリーの寿命が近づいてきたり劣化してしまうと、ライトの点きが悪くなったりパワーウィンドウの反応が鈍くなったりという症状が出てきます。
燃費が悪くなってくるというのも症状のひとつです。
また、バッテリー液を補充してもすぐに減ってしまったり濁りやすかったりということも。
特に劣化しやすい注意してほしい時期が夏。
スマホでも聞いたことがあると思いますが「バッテリーは熱に弱い」というのは新型プリウスでも言えることなのです。
走行していれば冷却されるので溜まっていた熱も放出されますが、運転頻度が低かったりするとそうはいきません。
夏場に運転する機会が少なく動かさないままの状態が長く続くと、熱がこもってバッテリーの劣化を促している可能性は高いです。
アイドリングの関係
アイドリングとはエンジンをかけたまま走らせてない状態のことを指します。
ただ停車しているだけでは特に問題ありませんが、音楽を聴いていたりエアコンを効かせたままアイドリングしているとバッテリーの負担になっていきます。
夏場や冬場の運転でエンジンをかけてすぐの場合、適度に車体を冷やしたり温めたりする程度のアイドリングなら必要ですが、出先でエンジンをかけたまま長時間車内にいるというようなことはあまり好ましくありません。
走行状況が悪い
自動車に負担のかかるような運転も良くありません。
近場への運転ばかりで適度な距離を走れないが故にエンジンのオンオフが頻繁に起こるとバッテリーが減りやすくなります。
乗車人数や荷物が多かったり、平坦な道ではないところばかり走行するのも原因になります。
新型プリウスにとって安定してない運転方法だとバッテリーが減りが早くなるということですね。
バッテリーの劣化を感じたら
バッテリーが寿命かな？と思ったら一度ディーラーで見てもらうと安心です。
駆動バッテリーだと専門家に任せる必要がありますが、補機バッテリーだと自分で購入して交換も出来ます。
すぐに点検してもらえない状況なら運転方法を見直してみるのもひとつの方法ですね。
ただ劣化を感じるということは運転に違和感が出ているはずですので、絶対に放置はしないでください。
新型プリウスの燃費悪化する理由は？
気温よりやはり高いな(←
新型プリウス燃費悪いな〜
(都心部だからｗ) pic.twitter.com/yZ3gqT4jgD— 極野 (@gochi_usamin) July 23, 2018
新型プリウスの燃費が悪化してしまう理由は様々です。
低燃費がよくて新型プリウスを選んだのに、乗り方で燃費が悪化してしまうのはもったいないですよね。
外気温との寒暖差
これはエアコンの使いすぎということにも繋がるのですが、車内を暖めたり冷やしたりする場合に外気温との差が激しいと適温になるまでに時間が掛かります。
そうするとその分エアコンに多くの電力を使うということになりますので、バッテリーの消費にもなり燃費も上がりにくくなるのです。
タイヤの空気圧が低い
タイヤの空気圧が適正でないと燃費の悪化に繋がります。
なぜ空気圧が低いと燃費が悪くなるかというと簡単です。
タイヤと地面の接地面が増え、抵抗が大きくなる分エネルギーを必要とするから。
何も特別なことをしなくて普通に運転するだけでも空気圧は抜けてしまうものなので空気圧が低かったからといって焦ることもありません。
カー用品店やガソリンスタンドでも点検して調節してもらえます。
急発進急ブレーキが多い
燃費を良くする為には安定した速度で適度な距離での走行が必要です。
そのため、発進するときにアクセルを踏みすぎたりブレーキの踏み方が強かったりする運転を繰り返していくと燃費の低下に繋がります。
急発進をするとエンジンの回転数が急に上がることになるので、安定した走行とは言えませんね。
そして急ブレーキについてですがそもそもブレーキとは、自動車を動かすための運動エネルギーを熱エネルギーに変換して捨てるということ。
走行中の運動エネルギーはブレーキを踏むことによって、内部の部品同士が摩擦熱を起こし熱エネルギーとなり大気中に放出されるのです。
急ブレーキをかけることで走行中に使うはずだった運動エネルギーを捨てることになるので、安定した走行で丁寧にブレーキをかけるほうが負担も掛からず燃費も悪くならないということです。
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新型プリウスのバッテリーの減りが早くて燃費悪化する理由まとめ
新型プリウスとは思えないクソ燃費…
バッテリーの能力35%ほど…
車検までして乗るべきなのかぁ？
疑問やけどこの車好きやけん買い替えたくないしなぁ pic.twitter.com/Ty9zwyB2q9— べっち (@hnt_46ranpan) August 25, 2020
いかがでしたでしょうか。
新型プリウスのバッテリーの減りが早い原因、バッテリーの劣化や様々な燃費悪化の理由など解説させていただきました。
- バッテリーの減りが早いのは、劣化やアイドリング、走行条件が悪いなどの理由がある
- バッテリーの減りが早いと感じたら点検をする、してもらう
- 燃費悪化させないためにも運転方法を見直しタイヤなどこまめに点検する
大切に乗っていても運転中の不具合や部品の劣化というのはどうしても出てきてしまうものです。
新型プリウスを長く愛用するためには不具合が起きたときにすぐ対応すること、事前にトラブルを回避するという事が必要です。
そのためには定期的なメンテナンスや、それに気付くように常に状態を把握しておかなければいけません。
専門家に任せると確実ですが、自分の理解が出来ないままだと同じ事が起きてしまうかも知れません。
是非今回の記事を参考にして、新型プリウスを長く愛用しましょうね！
