燃費の良さと高い静粛性で世界中で大人気の「プリウス」
プリウスの中でも一番売れた型式が30系のプリウスで、30系プリウスには前期型と後期型の2種類があります。
そんなプリウス30系の中古車を探している方は多いのではないでしょうか??
中古車購入するのに前期型と後期型の違いを知っておきたい!
そんな声に応えるために今回の記事では、
- プリウス30系の前期型と後期型の違いは??
- プリウス30系の前期型・後期型では燃費の良さも違う??
- プリウス30系を買うなら前期型と後期型どちらがおすすめ??
について書いていきます。
プリウス30系を買うなら前期型と後期型ではどちらがおすすめなのか!?
プリウス30系の前期型・後期型の違いを知って、自分に合ったプリウス30系を選べるようになりましょう!
プリウス30系の前期型と後期型の違いは??
プリウスの30系前期型も発売から10年 発売当初は納期に6ヶ月も掛かったな〜 まだ乗ってる人結構いるな〜 pic.twitter.com/J5CxO1kWoK
— Yotchi@porte♂ (@minami1123f) December 1, 2019
プリウス30系の前期型・後期型の違いについて、
- 発売時期
- 見た目
の違いから確認していきましょう。
そして、次の項からは燃費や乗り心地に関する違いを確認していきます。
それでは順に確認していきましょう!
プリウス30系 前期型と後期型の発売時期の確認
まずは、前期型・後期型の発売時期を確認しましょう。
プリウス30系 前期型。後期型の発売時期
2009年5月〜2011年11月まで・・・前期型
2011年12月〜2015年11月まで・・・後期型
製造日を確認する事で前期型か後期型かを判断する事が出来ますね。
プリウス30系の見た目の違いを確認
それではプリウス30系の前期型と後期型の見た目の違いについて確認していきましょう。
プリウス30系前期・後期の見た目で、大きく違う箇所が4箇所あります。
- ウインカーとフォグランプの形状
- フロントバンパーとグリルの形状
- テールランプの形状
- ホイールのデザイン
- その他
プリウス30系前期型
プリウス30系後期型
違いを詳しく見ていきましょう!
①ウインカーとフォグランプの形状
プリウス30系の前期型と後期型では、ウインカー&フォグランプの形状が違います。
上の写真で見比べてもらえれば分かると思います。
前期型は長方形形状でランプが上下に並んでいましたが、後期型では逆三角形に近い形状に変わっています。
違うのは形状だけではなく、ランプの材質と明るさにも違いがあります。
- 前期型はガラス製でワット数は55W
- 後期型はプラスチック製でワット数は19W
前期型の方がワット数が高いので明るく、材質もガラス製なので耐熱性にも優れています。
ウインカーとフォグランプに関しては前期型の方が性能が高いですね。
ウインカーとフォグランプはそこまで明るくなくてもいいという考えで、後期型ではコストダウンしたのかな??
②フロントバンパーとグリルの形状
前期型と後期型ではフロントバンパーのグリルの開口部の大きさが違います。
前期型の開口部は長方形型で面積が狭く、後期型は台形型で面積が広いです。
フロントバンパーのグリルに関しては特に性能面での差はないので、見た目の好みの問題になりますね。
後期型の方が開口部が大きくてスポーティな印象を受けるね。
③テールランプの形状
上の写真では確認できないのですが、テールランプも若干の違いがあります。
ランプの並び順は、上からスモール&ブレーキ、ウインカー、バック、反射板という順番で、順番に違いはありません。
違っている部分としては、スモール&ブレーキランプの部分の面積が違うんです。
後期型はその部分がL字型になっており、色が赤くなっています。
なので、前期型と比べると後期型の方が赤い部分の面積が広くなっています。
この違いに関しても、特に性能に差が出る訳では無いので、見た目の好みの問題です。
④ホイールのデザイン
前期型と後期型で、純正ホイールキャップの形状が違います。
ホイールキャップの違いに関しても性能面での差にはならないので、見た目の好みの問題です。
私は、後期型の方が線が細くてスポーティな印象があって好きです!
⑤その他の違い
その他の違いに関しては小さな違いなので、箇条書きで紹介します。
- ドリンクホルダーの形状(前期型:クローズタイプ 後期型:オープンタイプ)
- ステアリングスイッチのデザイン(前期型:スイッチ上下配置 後期型:スイッチ左右配置)
- シートカラーのバリエーション(後期型にはツートンシートが追加)
他にも見た目に関する小さな違いが複数ありますが、中古車を購入する際のポイントにはならないので、省略させてもらいます。
プリウス30系の前期型と後期型では燃費の良さや乗り心地も違う??
プリウスの最大の特徴と言えば「燃費の良さ」ですよね。
では、プリウス30系の前期型と後期型ではどちらの方が燃費が良いのか?
一般的にはモデルが上の方が性能も高いですが、同じ30系の前期と後期の違いで燃費の差はどれ程あるのでしょうか?
確認していきましょう!
プリウス30系の前期型と後期型でのカタログ燃費を比較
まずはカタログ燃費で比較してみましょう。
<プリウス30系 前期型>
- 10・15モード:35.5〜38.0 km/L
- JC08モード:30.4〜32.6 km/L
<プリウス30系 後期型>
- 10・15モード:35.5〜38.0 km/L
- JC08モード:30.4〜32.6 km/L
プリウス30系の前期型・後期型のカタログ燃費は、全く同じですね。
プリウス30系の前期型・後期型では、燃費に関する性能UPはされていないようですね。
まぁ、前期型の頃から燃費性能は高いから問題無いよね!
プリウス30系の前期型と後期型での実燃費を比較
カタログ燃費は全く同じという結果でしたが、実燃費はどうでしょうか。
比較してみましょう。
<プリウス30系 前期型>
実燃費:19.54 km/L
<プリウス30系 後期型>
実燃費:19.69 km/L
差はありますが、誤差の範囲です。
実燃費でも前期・後期では差がないという事が分かりましたね。
前期型と後期型で燃費性能のUPは無かったという事だね。
プリウス30系の前期型と後期型では乗り心地が違う??
プリウス30系の前期と後期でプリウスの乗り心地や操作感に関しては大きく違います。
プリウス30系は後期の方が乗り心地や操作感は良いです。
後期では、走行性能に大きく関わる下記2つの変更がされています。
- ショックアブソーバーの変更
- ボディ剛性UP
これらの変更により車内で感じる振動や揺れが軽減され、走行時の安定性がUP。
特にコーナリングや高速走行時の安定性を大きく高めています。
燃費は前期型と変わりませんが、乗り心地に関しては、後期型の方が大きく向上しています。
プリウス30系の前期型と後期型を買うなら前期と後期どちらがおすすめ??
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それでは最後にプリウス30系の前期型と後期型で買うならどっちがおすすめか!?
という疑問に答えていきたいと思います!
プリウス30系の前期型と後期型ではどちらがおすすめか!?
ズバリ、買うなら後期型をおすすめします!
なぜ後期型をおすすめするかと言うと、前期型に比べて乗り心地性能が大きく向上しているからです。
ルックスに関しては好みの問題なので、前期型・後期型のどちらが良いとは一概には言えません。
そして、燃費性能に関しては前期型・後期型で差はありません。
なので、「前期型のルックスが絶対良い!」という拘りが無ければ、後期型を購入する事を強くおすすめします。
前期型のルックスへの拘りが無ければ後期型で決まりだね!
プリウス30系の裏事情
プリウス30系 前期型は発売に際してかなりコストダウンが実行されました。
コストダウンの影響で、乗り心地を始めとした性能が低下しています。
なので、プリウス30系 前期型の発売時は評判があまり良くなかったです。
プリウス30系の前期型の悪評判を払拭するために、プリウス30系の後期型では乗り心地性能が大きく向上したという裏事情があります。
という事で、プリウス30系に関しては後期型の方が前期型よりも性能が高くなっており、上でも書きましたが、前期型への拘りが無ければ後期型の購入を強くおすすめします。
30系プリウスを買うなら後期型で決まりかな!
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プリウス30系は前期と後期で買うならどっちがおすすめまとめ
ここまで、プリウス30系前期型・後期型で買うならどっち?という疑問に対して、
- プリウス30系の前期型と後期型の違いについて。
- プリウス30系の前期型と後期型での燃費の違いについて。
- プリウス30系を買うなら前期型と後期型どちらがおすすめか?
について答えてきました。
結論としては、プリウス30系は後期型の購入をおすすめします。
燃費性能に関しては差はありませんが、乗り心地や運転性能に関しては後期型の方が大きく向上しています。
ルックスに関してもあまり違いが無いので、前期型への拘りが無いのであれば、後期型の購入をおすすめして来ました。
プリウス30系はプリウス50系が発売した現在でも人気の中古車となっており、購入を検討されている方も多いと思います。
購入を検討されている方は、後期型で状態の良い中古車を探してみて下さい!
この記事が、プリウス30系購入の手助けになれば幸いです。