SUZUKIの車

ワゴンRのエンジンに異音?カラカラ音などの不調で止まる前に対策すべし!

ワゴンRのエンジンに異音?カラカラ音などの不調で止まる前に対策すべし!

幅広い年代層から人気を得ているSUZUKIのワゴンR。

気持ち良くワゴンRの運転を楽しみたいところですが、ワゴンRは突然不調を訴える事があります。

その中でも不安な気持ちにさせられるのが、エンジンルームからの異音です。

カラカラカラカラ・・・・

エンジンルームからのカラカラ音、気持ち悪いですよね。

放置しておくと運転中にワゴンR止まる可能性もあります。

今回の記事では、

  • エンジンルームからの異音(カラカラ音など)の原因は?
  • 異音を放置しておくとどうなる?
  • エンジンルームからの異音発生時の対処方は?

について書いていきたいと思います。

エンジンルームからの異音はワゴンRが不調を訴えているSOSです。

ワゴンRが止まる前に対処していきましょう!

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ワゴンRのエンジンからの異音の原因は?

まずは、エンジンルームのから異音が発生する主な原因から確認していきたいと思います。

主な原因としては、以下の5つが考えられます。

  • エンジンのファンベルトに緩み、劣化、亀裂
  • タイミングチェーン付近の金属接触
  • エンジンについている補機類の故障
  • 遮熱板の振動
  • エンジン回りのボルトの緩み

それでは1つずつ原因を確認していきましょう。

 

エンジンのファンベルトに緩み、劣化、亀裂

エンジンのファンベルトに緩み、劣化、亀裂等の不具合により、エンジンルームから異音が発生する事があります。

ファンベルトは、エンジンの動力をオルタネータ、ウォーターポンプ、エアコンコンプレッサーなどへ伝えて駆動させるためのベルトです。

このファンベルトが切れてしまうと、オーバーヒートなど、車が走行不能になってしまう可能性があります。

その最悪の事態の前兆として「カラカラ」「キュルキュル」という異音がエンジンルームから発生します。

カラカラ音が発生している場合は、ファンベルトだけではなく、プーリーも劣化、破損している可能性があります。

 

タイミングチェーン付近の金属接触

タイミングチェーンは、カムシャフトを駆動させ、エンジンの点火や吸排気バルブの開閉のタイミングを合わせるという仕事をしている部品です。

エンジンの働きを適正に保つための重要な役割を担っています。

このタイミングチェーンに不具合が起きている場合にエンジンルームから「カラカラ」「ガラガラ」音が発生します。

この異音の原因はほとんどが、タイミングチェーンの伸びが原因です。

タイミングチェーンが伸びる事でチェーンが正常に回らなくなります。

その結果、チェーンがタイミングチェーンの周辺部品に接触し、異音が発生します。

 

エンジンについている補機類の故障

エンジンの補機類とは、

  • オルタネーター(車で使う電力を生み出すパーツ)
  • パワステポンプ(パワーステアリングにオイルを送り込むポンプ)
  • エアコンのコンプレッサー(エアコンに使うエアコンガス(冷媒)を圧縮するパーツ)

などのことを指します。

この補器類に組み込まれているベアリング類が劣化する事で、カラカラという異音が発生する事があります。

ベアリングが故障すると補器類の機能不良となり、最悪の場合走行不能になってしまいます。

遮熱板の振動

エンジンをかけた直後から「カラカラ」「カンカン」といった異音がする時は、遮熱板の変形が疑われます。

車のアイドリング時の振動で、変形した遮蔽版とマフラーが接触し、異音を発生させていることがあります。

遮熱板は、マフラーの熱い部分と乾燥した草などが直に接触して炎上するのを防ぐためのパーツです。

車の底に付いているパーツなので、段差にぶつけたり、悪路を走行した際に衝撃が加わって変形してしまう事があります。

その変形が原因で異音発生に繋がる場合があるので、車の底を擦ったりした後に異音が発生した場合は遮蔽版の変形が疑われます。

段差を乗り越えたり、道路の落下物の上を走ったりする時は注意しましょう。

 

エンジン回りのボルトの緩み

エンジン回りのボルトが振動等の原因で緩み、車のアイドリング時に緩んだボルトが振動する事でカラカラという異音を発生させる事があります。

特に、エンジンをマウントしている部分に使われているボルト、エキマニとタービンを繋いでいるボルトが緩みやすく、異音発生の原因となります。

車のアイドリング時の振動や路面からの衝撃、振動でボルトが緩む事があります。

定期的なメンテナンスを怠れば、こういったボルトの緩みによる異音発生に繋がります。

 

エンジンルームからの異音・不調の原因まとめ

ここまで、エンジンルームからの異音・不調の主な原因5つについて確認して来ました。

遮蔽版の振動の原因(車の底の接触)は自分で気付く事ができるかも知れませんが、他の原因はボンネットの中の見えない所で知らないうちに進行していく不調です。

この運転手が気付かない不調に対して、車が運転手に訴えかける方法が「異音」だと考えましょう。

「異音」は車が発信する不調のSOSだと認識して、最悪の事態に陥る前にしっかりと対処していきましょう。

それでは、次項からは異音発生時の対処方について確認していきたいと思います。

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ワゴンRエンジンからのカラカラ音は不調なので止まる前に対処すべき!

エンジンルームからの異音発生原因の確認ができたので、次は対処方について確認していきたいと思います。

エンジンルームからの異音発生に気付いた時のシチュエーション別に対処法を確認していきたいと思います。

以下の3つのシチュエーションで確認していきたいと思います。

  • 家で異音に気付いた場合
  • 走行中に異音に気付いた場合
  • 遠出している時に気付いた場合

それでは詳しく確認していきましょう。

 

家でカラカラ音に気付いた場合

家でエンジンをかけた際に異音に気付いた場合は、まずはボンネットを開けて、自分の分かる範囲で異音の出所を探ってみましょう。

チェックするポイントとしては、

  • エンジンのどの部分から音が鳴っているか(大まかな部位)
  • エンジンオイルは十分な量が入っているか
  • 見える範囲でボルトの緩みはないか
  • 見える範囲で異常はないか(オイル漏れ、破損等)

原因が目に見えるボルトの緩みであれば、自分で締める事で対処しても問題ないかと思います。

そうではなく、異音が機械内部からの発生で、車の修理をする技能を持っていない方であれば、素直に修理工場に持ち込むのが一番です。

自走で修理工場まで持って行くのが不安であれば、修理工場に相談してレッカーしてもらうか、JAF等のロードサービスに相談しましょう。

エンジンルームからの異音で厄介なのが、家では異音がしていたのに修理工場に持って行ったら異音が治まったという時です。

なので、可能であれば異音をスマホのムービー等で録音する事をお勧めします。

異音の発生場所を自分なりに観察して部位を推定し、更に異音を録音しておけば修理担当者が原因を突き止める手掛かりとなり、解決が早くなります。

車に関する知識がなくとも出来る事はありますので、しっかりと対応しましょう!

  • 家で異音が発生した場合には焦らずに異音の発生場所を自分なりに探りましょう。
  • 異音の発生場所の推定、異音の録音を行いましょう。
  • 自分で解決出来ないようであれば無理せずに修理業者に修理をお願いしましょう。
  • その際に自分で調査した内容を修理担当者様に伝えましょう。

 

走行中に異音に気付いた場合

まずは安全な場所(駐車場など)に車を停車させましょう。

これは絶対のルールです。

異音の種類によっては異音が発生している状態で無理に走行を続けると取り返しのつかない故障(走行不能やエンジン載せ換えなど)になってしまう場合があります。

車を止めて、落ち着いて、家で異音が発生した場合の項で書いた4つのチェックポイントを確認していきましょう。

外出時であれば無理をせずに、修理工場に連絡するかJAFなどのロードサービスに相談しましょう。

そして、ここでも異音発生状況の確認と録音はしっかりと対応し、修理担当者に伝えましょう。

  • 走行中に異音に気付いた時は、とにかく車を止める!
  • 路上での異音発生の場合はプロ(修理工場やJAF)に相談しましょう。
  • 相談に備えて、異音の発生状況の確認と録音をしっかりと行い、修理担当者に伝えましょう。

 

遠出している時に気付いた場合

新型のワゴンRは室内空間がかなり広くなったので、遠乗りもストレスなく出来る様になりましたよね。

そんなワゴンRで遠出をした時にエンジンルームから異音が発生したら・・・

心が不安で一杯になりますよね。

そんな時は、最寄りのSUZUKIディーラーもしくはJAFを始めとしたロードサービスに頼りましょう!

最近は保険のオプションで無料のロードサービスが付いている場合もあります。

旅先での車の異常は、本当に心が不安で一杯になり、急に心細くなります。(筆者経験有)

1人で悩まずに誰かに相談するだけで心がいくらか軽くなります。

そして、スズキディーラーの修理工場、もしくは最寄りの修理工場でプロに異音の原因を探ってもらいましょう。

すぐに直る異音であれば良いですが、最悪部品交換など、時間がかかってしまう場合は車を置いて帰るか、レッカーで地元まで引っ張って帰る羽目になってしまいます。

そうなると出費が嵩みます。

そうならないためにも、普段のメンテを怠らず、遠出の際は事前に車のチェックを行う事が重要です。
(ガソリンスタンドなどで無料の車診断を行ってくれるところもあるので、活用しましょう)

  • 最寄りのSUZUKIディーラーもしくはJAFを始めとしたロードサービスに頼りましょう!
  • 相談に備えて、異音の発生状況の確認と録音をしっかりと行い、相談相手に伝えましょう。
  • 遠出をする前には車のメンテナンス(異常はないかの確認)をしましょう。

 

まとめ

ここまで、ワゴンRのエンジンルームからの異音(カラカラ音)による不調の原因・対処法について確認して来ました。

エンジンルームからの異音はワゴンRが不調を訴えているSOSであるという事が分かりましたね。

このSOSを放置しておくと、車が走行中に止まる事も有り得ます。

カラカラ音を無視して、最悪の事態に陥ってしまう前にしかりと対処していきましょう。

走行中に車が止まるという経験はそうそう無いかも知れませんが、長く車に乗っていると2度3度はトラブルに見舞われます。

車のトラブルを未然に防ぐには、定期的なメンテナンスが重要になってきます。

年に1回はプロに車のメンテナンスを実施してもらう事をおすすめします。

「備えあれば憂いなし」

知識を付けてしっかりと備え、安心・安全なカーライフを送りましょう!

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