SUZUKIの車

ワゴンRのエンジンがかからない不調の原因は?オーバーホール・修理の費用はどのくらい?

ワゴンRのエンジンがかからない 不調の原因は? オーバーホールの費用はどのくらい?

幅広い年齢層から指示されているSUZUKIのワゴンR

通勤・通学、買い物など日常生活に利用されている姿を多く見かけますね。

そんな日常生活に根付いたワゴンRが不調で動かなくなったら大変です。

今回の記事では、

  • エンジンがかからない不調の原因は?
  • ワゴンRのエンジン修理費用は?
  • ワゴンRのエンジンをオーバーホールした場合の費用は?

について確認していきたいと思います。

エンジンがかからないといった不調が発生する前に原因をしっかりと把握して、事前に対処できるようにしましょう。

そして、エンジンをオーバーホール・修理しなければならなくなった最悪の場合の費用も把握しておき、突然のトラブルに備えましょう!

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ワゴンRのエンジンがかからない不調の原因は?

ワゴンRのエンジンがかからない不調の原因を、

  • エンジン自体の故障が原因の場合
  • エンジンの故障以外が原因の場合
  • ヒューマンエラーが原因の場合

の3つに分けて確認していきたいと思います。

 

エンジンの故障が原因の場合

エンジンが故障する主な原因はオーバーヒートです。

オーバーヒートを起こしてしまう主な原因として、

  • ラジエーターの故障
  • エンジンオイル漏れ

の2つが考えられます。

原因を詳しく確認していきましょう。

 

ラジエーターの故障

ラジエーターが故障しているとオーバーヒートを引き起こすことが多いです。

ラジエーターはエンジンを冷やすための装置です。

ラジエーターが壊れるとエンジンの温度が上がり続けて、エンジンが焼き付きを起こしてしまいます。

エンジンは一度焼き付くとすぐに故障し、そこからどれだけ冷やしても直ることはありません。

ラジエーターは経年により劣化し、冷却水が漏れだしてしまうことも多いです。

ラジエーターの故障はエンジン故障に直結するので、注意が必要です。

 

エンジンオイル漏れ

オイル漏れによってもオーバーヒートを引き起こすことがあります。

長く使用しているとエンジンオイルは少しずつ劣化し、外に漏れ出します。

エンジンオイルが漏れることでエンジンがスムーズに作動せず、冷却の効果も薄れるため温度が上がってオーバーヒートを引き起こす事があります。

エンジンオイルは劣化しないうちに取り換える事が重要です。

定期的なオイル交換の際にオイル漏れがないかもチェックすると良いでしょう。

オイル漏れの段階で不具合を発見できれば、エンジンを傷める前に問題を解消できます。

 

エンジンの故障以外が原因の場合

エンジンの故障以外でもエンジンがかからなくなる事があります。

エンジンの故障以外の主な原因として、

  • バッテリー上がり
  • ヒューズの断線
  • セルモーターの故障
  • オルタネーターの故障

の4つが考えられます。

原因を詳しく確認していきましょう。

 

バッテリー上がり

エンジンがかからない不調で一番多い原因が「バッテリー上がり」です。

ルームランプの点けっぱなしやヘッドライトの点けっぱなしなどが原因でバッテリーに蓄電された電気が少なくなってしまうと、エンジンを始動できなくなります。

エンジンを始動したときセルモーターが回らない、あるいは回しても力なくカチカチという音だけが聞こえる場合はバッテリーが上がっている可能性が高いです。

エンジンを始動した時にメーター類のランプが点かないというのもバッテリー上がりの症状です。

バッテリー上がりは、JAF会員であれば無料で修理してくれます。

しかし、バッテリーの交換が必要な場合はバッテリー代金が必要になります。

業者に依頼すると1万円~1万2千円円ぐらいの費用がかかります。

 

ヒューズの断線

ヒューズとは、何らかの原因で電気回路に過電流が流れた時に、電気回路を遮断して通電を阻止し、回路や電装品を発火や溶解から保護する役割を果たす部品です。

つまり、過電流が流れるとヒューズが断線し、結果としてエンジンを回すための電気も流れなくなり、エンジンがかからない状態になります。

ヒューズが飛んでいるかをどうかはヒューズボックスを開いて中を見ることで確認できます。

ヒューズが断線していれば基本的には新しいヒューズに交換することで解決します。

しかし、ヒューズを交換してもすぐに飛んでしまう場合には配線がショートしている可能性があるので、配線の修復が必要になります。

ヒューズ交換だけであれば数千円に費用で済みますが、ヒューズが切れた原因部分の修理も必要となると、数十万円の修理費用がかかる場合があります。

 

セルモーターの故障

セルモーターはエンジンを始動させるためのモーターです。

セルモーターの平均的な寿命は約10万~15万kmです。
(エンジンの始動やアイドリングストップを頻繁に繰り返していると寿命が縮まります。)

セルモーターが故障するとエンジンをかける事ができません。

車のエンジンを始動させる時に車のキーを回すと「キュルキュルキュル」と音が鳴ると思いますが、これはセルモーターが作動している音です。

バッテリーが上がっていないのにセルモーターが作動しない(セルモーターが作動する音がしない)場合には、セルモーターの故障が疑われます。

セルモーターが故障した場合には、新品のセルモーターと交換になります。

交換費用は3万~5万円くらいです。

 

オルタネーターの故障

オルタネーターとは、電気を作る発電機のことです。

オルタネーターが故障すると電気を作れなくなり、バッテリーは充電できなくなってしまいます。

そのため、エンジンがかからない原因がバッテリーの故障と考えてバッテリーを交換しても、すぐにバッテリー上がりを起こしてエンジンがかからなくなります。

オルタネーターが故障したら、新しいオルタネーターに交換することになります。

交換費用は、5万~10万円くらいかかってしまいます。

 

ヒューマンエラーが原因の場合

エンジンは運転手のヒューマンエラーで始動しなくなる場合もあります。

ヒューマンエラーによる原因として、

  • ギアがパーキングに入っていない
  • ハンドルロック機能が作動している
  • スマートキーの電池切れ
  • ガス欠

などが挙げられます。

エンジンがかからなくなった時は、まずはヒューマンエラーを疑いましょう。

こういった単純に見えるようなミスでもエンジンは始動しなくなるという事をしっかりと認識しておきましょう。

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ワゴンRのエンジンをオーバーホール・修理する費用はどれくらい?

最悪の事態として、エンジンが故障してしまった場合の修理費用と、修理では済まずにオーバーホールをしなくてはならなくなった時の費用について確認していきましょう。

 

ワゴンRのエンジン修理費用

エンジン故障による修理費用はおよそ20万円~50万円といった場合が多いようです。

ワゴンRのエンジンが壊れてしまった方のTwitterでの声を確認してみましょう。

エンジンの修理は高額である事が分かりますね。

エンジン部品が高い事も有りますが、エンジン修理に対する工賃が高額なのも修理費用が高い要因になっています。

かと言って、エンジン修理を自分で行う事はできませんので、プロに頼むしかありません。

エンジンという車の最重要部位の修理なので、高額なのは仕方ありませんね。

 

ワゴンRのエンジンオーバーホール・修理費用

オーバーホール・修理の費用は約50万円~100万円といったところです。

SUZUKIディーラーの修理工場で行う場合とオートバックスのような修理業者で行う場合で金額は変わって来ます。

エンジンのオーバーホールをしなければならない状態に陥った時は、いくつかの業者で見積もりを取る事をおすすめします。

もし、オーバーホールでもエンジンが直らないと判断された場合には、エンジン載せ換えという事になってしまいます。

エンジン載せ換えとなった場合には、約150万円~200万円程の費用がかかります。

新品のエンジンが約100~150万円。中古でも100万円弱はします。

そこに工賃が約50万円といった内訳になっています。

エンジン載せ換えとなった場合には、軽自動車の新車1台分程の費用がかかってしまいます。

 

エンジンを壊さないための心得

エンジンの修理やオーバーホールには多額の費用がかかってしまう事が分かりました。

エンジンを故障させて余計な出費を発生させないために、エンジンを壊さないための重要な心得を伝えておきたいと思います。

それは、「エンジンオイルの交換を必ず定期的に行う」という事です。

エンジンオイルの劣化はエンジンオーバーヒートに直結します。

更に、エンジンオイルを交換する事で、エンジンオイルの漏れ等の異常も合わせて確認することができます。

定期的なエンジンオイルの交換でエンジンを正常に保ちつつ、エンジンの異常有無も確認する事でエンジンを故障から守っていきましょう。

 

まとめ

 

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ここまで、ワゴンRのエンジンがかからない不調の原因とエンジン修理とオーバーホールの費用について確認して来ました。

エンジンの修理、オーバーホールはかなりの高額になる事が分かりましたね。

そんな高額な費用を払わないようにするためにも日々のメンテナンスが重要になってきます。

エンジンオイル代やメンテナンス代なんてエンジン修理に比べれば安いものです。

エンジンがかからない不調の原因をしっかりと把握し、不調が発生しないように常日頃から車の調子に気を配りましょう。

そして、定期メンテナンスをサボらずに実施しましょう。

ワゴンRは生活に根付いた車です。

エンジンがかからないという事態を招かないようにしっかりと気配りをして、楽しいカーライフを送りましょう!

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